中野あき＆吉田電話夫婦の2本立て公演、演出は横山拓也と國吉咲貴

「吉田見本市夫婦公演2」が、7月26日から29日まで東京・新宿眼科画廊 スペース地下で開催される。

中野あきとクロムモリブデンの吉田電話夫婦による公演の第2弾となる今回は、2本立てが披露される。作・演出をiakuの横山拓也が手がける「仮面夫婦の鑑」では、無断で美容整形手術を施した妻と、それに腹を立てて仕返しに自分の顔をブサイクに整形した夫の物語が展開。作を池田美樹、演出をくによし組の國吉咲貴が手がける「リボン・ルーム」では、視界も時間も存在意義も曖昧な空間を舞台に、首に包丁が刺さったままの男と、後頭部が砕けている女が描かれる。

チケットには“よしだ”姓の観客を対象にした“よしだ割”や、2人連れの来場者に適用される“性別不問のカップル割”などが用意されている。また本公演では一部日程でアフタートークやイベントが実施され、7月26日19:30回には横山、國吉、中野、吉田のトーク、27日19:00回にはウクレレ高円寺のミニライブ、29日14:00回には須貝英、中野、吉田のトークが行われる。

横山拓也コメント

夫婦公演として上演するのにもっともふさわしい作品「仮面夫婦の鑑」。美容整形した妻に怒った夫が、仕返しにブサイクに整形して現れるお話。ひとつ問題があるとすれば、吉田電話くんがそこそこ男前だということ。演技でカバーしてもらうしかない。

國吉咲貴コメント

吉田見本市も、池田さんのお名前も知ってたので、お声がけいただいたときは「なぜ私……？」と驚きました。演出としてこの作品と吉田さんご夫婦を独り占め出来る時間はとても幸せなことだと今は思っております。皆さんにお届けできる日を楽しみに頑張ります。

池田美樹コメント

キュートでちょっと浮世離れ。吉田な2人のイメージです。そして演出が國吉咲貴さん（くによし組）！ かなりシュールでポップな仕上がりになるのではないでしょうか？「首に包丁が刺さったままの男」と「後頭部が砕けてる女」が異空間で織り成す絶叫執着コメディ。是非ご来場下さい。