くによし組、“壁教”の信者を描く「壁背負う人々」で新旧4作を一挙上演

くによし組「壁短編集『壁背負う人々』」が、8月23日から27日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

くによし組は、國吉咲貴を中心とした表現チーム。今回は、過去に上演した作品の中から、架空の宗教団体“壁教”に所属する人々が登場する「ななめ島」「壁とアルコールとアイドル」「眠る女とその周辺について」と、新作「壁の人」をまとめて短編集として上演する。なお“壁教”とは、今作のタイトル通り、信者が大きな壁を背負いながら生活している宗教を指す。

國吉が作・演出を担当。出演者にはくによし組の國吉、永井一信に加え、荒波タテオ、安藤安按、柿原寛子、笠井幽夏子、菊池美里、輝蕗、黒澤風太、小嶋直子、タナカエミ、津枝新平、中野あき、平吹敦史が名を連ねた。上演時間は約2時間。