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「恋のヴェネチア狂騒曲」開幕、ムロツヨシ「新国立劇場が、笑ってました」

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シス・カンパニー公演「恋のヴェネチア狂騒曲」より。(撮影:宮川舞子)

シス・カンパニー公演「恋のヴェネチア狂騒曲」より。(撮影:宮川舞子)

シス・カンパニー公演「恋のヴェネチア狂騒曲」が、昨日7月5日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕した。

福田雄一が上演台本・演出を手がける本作は、カルロ・ゴルドーニによるイタリアの古典喜劇「2人の主人に仕えた召使」をもとにした作品。キャストにはムロツヨシ堤真一吉田羊賀来賢人若月佑美高橋克実浅野和之池谷のぶえ野間口徹粕谷吉洋大津尋葵春海四方が名を連ねている。

物語の舞台となるのは水の都・ベネチア。すれ違いばかりでなかなか会えない恋人(堤、吉田)がそれぞれ雇った召使(ムロ)はなんと同一人物だった。愛すべきお調子者と恋人たちの運命やいかに。

初日を終えた福田は「初日は終始爆笑! この爆笑が千秋楽まで続きますように! お客さんには、『楽しくていいものを観たな』という感覚を持ち帰っていただきたいですね」とコメント。主演を務めるムロは「初日を終えて、おもうこと。すげーな、と。新国立劇場が、笑ってました」と心境を明かすと共に、「来てくれる皆さまに笑ってもらって、さらに笑い声を聞かせてみせます」と意気込みを語った。

公演は7月28日まで。なお本作は今秋WOWOWで放送される。

福田雄一 コメント

古典のしっかりした構造と人間関係の描き方は崩さずに、いわゆるコテコテのネタをどう上質な笑いに転化させるか。
自分としては、これが相当の挑戦でした。しかもこの豪華な顔ぶれ。稽古が近づくにつれて、どんどんプレッシャーが大きくなって、ムロくんとも「助け合っていこうね」と励まし合っていたほど(笑)。初日は終始爆笑! この爆笑が千秋楽まで続きますように! お客さんには、「楽しくていいものを観たな」という感覚を持ち帰っていただきたいですね。

ムロツヨシ コメント

初日を終えて、おもうこと。
すげーな、と。
新国立劇場が、笑ってました。客席もスタッフさんも、終演後の演出家もプロデューサーさんも、そして共演者も。
やっぱり客席からの笑い声があって初めて喜劇なんです。それが初日にあったこと。福田雄一を褒めてあげてください。
2日目から、もっと好きなことやってみせます。来てくれる皆さまに笑ってもらって、さらに笑い声を聞かせてみせます。
と、言える初日なのに、明日が怖くて眠れないムロツヨシより。

堤真一 コメント

“恋人同士”の役なんて久しぶりです(笑)。今回のチームは皆がそれぞれに意見をもって、限られた空間の中でいろいろなことをやってみせる人たちです。皆、頼もしくて、稽古が面白くて仕方なかったんです。その中で、ムロ君は本当にしっかりした座長らしい座長です。やはり笑いができる人は頭がいい!と思いました。僕も楽しみながら勉強させてもらっています。そんなチーム全体の活気が、きっと芝居にも出てくると思います。

吉田羊 コメント

福田組の皆さんは笑いの引き出しが豊富な方ばかり。今回の初参加には不安もあったんです。でも、昔から仲良しのムロさんが「大丈夫です!福田組に必要なのは勇気です!」と仰ってくださって、思い切って飛び込めました(笑)。この戯曲はコメディですが真ん中に通っているのは一途な愛の物語。「どうか堤さんと巡り合えますように!」と皆さんに願っていただけるよう、愛しい人への情熱をしっかり届けたいと思います!

賀来賢人 コメント

初舞台が福田さん演出で、その出会いが今の僕の大きな軸です。コメディに対する愛と厳しさが半端ではない方なので、油断しているとすぐにバレてしまう(笑)。一番気持ちが引き締まる場所です。その福田さんの舞台で、今回、憧れの堤さんをはじめ、素敵な先輩たちとご一緒できるのが嬉しくて! 稽古場でも、恵まれた環境だなあ、と思っていました。でも、いい意味で無責任に、皆さんを食い散らかすくらいの勢いで思い切りやろうと思っています!

シス・カンパニー公演「恋のヴェネチア狂騒曲」

2019年7月5日(金)~28日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場

作:カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出:福田雄一
出演:ムロツヨシ堤真一吉田羊賀来賢人若月佑美高橋克実浅野和之池谷のぶえ野間口徹粕谷吉洋大津尋葵春海四方

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