元子役が演劇の高みを目指す、少女都市「向井坂良い子と長い呪いの歌」

少女都市「向井坂良い子と長い呪いの歌」が、5月21日から26日まで東京・シアターグリーン BASE THEATERで上演される。

本作は、少女都市が3月から8月にかけて東京都内で3作品を上演する「東京駆ける三公演」の第2弾。売れない元子役の向井坂良い子は、演出家志望の同級生もなみに女優としてスカウトされる。ぶつかり合いながらも共に演劇の高みを目指す2人だったが、良い子には秘密があり……。

作・演出を少女都市主宰の葭本未織が務め、出演者には中野亜美、藤丸千、小関えりか、前原麻希、ひとりぼっちのみんなの高橋喜和子、葭本が名を連ねた。上演に際し葭本は、「この物語は、それでもわたしが手離せられない演劇への愛と、すべての抑圧に対する闘いの歌です。どうかこの物語を通して、あなたの呪いも解けますように」とチラシにメッセージをつづっている。

なお少女都市では、「東京駆ける三公演」の第3弾として8月21日から27日まで東京・こまばアゴラ劇場で「光の祭典」を上演。同作には桑野晃輔ほかの出演が決定している。