モチーフは阪神淡路大震災、少女都市「光の祭典」再演に狩野陽香・松田岳ら

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少女都市「光の祭典」が6月1日から3日まで兵庫のAI・HALLで上演される。

少女都市「光の祭典」ビジュアル

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葭本未織によって2016年に立ち上げられた少女都市は、関西と東京を中心に活動する劇団。今回は葭本が阪神淡路大震災に着想を得て執筆し、昨年2017年に初演した「光の祭典」を再演する。

舞台は2016年の神戸。性犯罪の被害に遭ったことでカメラを持てなくなった女性映画監督・まことと、震災で失った父の死を忘れられない駆け出しの映画青年・江上は、映画を通して惹かれ合う。しかし突然姿を消した江上は半年後、まことを盗撮したカメラを持って現れ……。

出演者には少女都市の狩野陽香、松田岳、なりそこないプリンセスのあがぺる、幻灯劇場の鳩川七海と谷風作、岡田萌未、上杉逸平らが名を連ねている。

上演にあたり葭本は、「大切なものを失い、傷ついた人へ。あなたは再び誰かを愛することも、夢や希望を追うこともできるんだよ。そう伝えたい。阪神淡路大震災の記憶を持つ、全ての方に見ていただきたい作品です」とコメントしている。なお本作は、兵庫のAI・HALLによる次世代応援企画・break a leg参加作品。

葭本未織コメント

神戸には、ルミナリエというお祭りがあります。街を一周するようにいくつもの光のアーチがかけられ、人々はゆっくりとその回廊を巡る。その終点が、東遊園地という小さな公園でした。そこには、希望の灯りと名付けられた、決して消えない炎がゆらめき続けています。
「あの日」から23年が経ちました。2才だった私は、25才になりました。
「光の祭典」は喪失と復活の物語です。
大切なものを失い、傷ついた人へ。あなたは再び誰かを愛することも、夢や希望を追うこともできるんだよ。
そう伝えたい。
阪神淡路大震災の記憶を持つ、全ての方に見ていただきたい作品です。

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少女都市「光の祭典」

2018年6月1日(金)~3日(日)
兵庫県 AI・HALL

作・演出:葭本未織
出演:狩野陽香、松田岳、あがぺる、鳩川七海、谷風作、岡田萌未、上杉逸平 ほか

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