「毛皮のマリー」開幕、美輪明宏「お見逃しになれば、一生の後悔になります」

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「毛皮のマリー」が、昨日4月2日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕した。

「毛皮のマリー」より。(撮影:御堂義乘)

「毛皮のマリー」より。(撮影:御堂義乘)

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「毛皮のマリー」より。(撮影:御堂義乘)

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1967年に初演された「毛皮のマリー」は、寺山修司美輪明宏に書き下ろした作品。2001年に美輪明宏演出版が誕生し、定期的に上演を重ねている。日本一ゴージャスな美貌の男娼・毛皮のマリーは、絶世の美少年・欣也を我が子以上にかわいがっているが……。毛皮のマリーを美輪、美少年・欣也を藤堂日向、下男・醜女(しこめ)のマリーを麿赤兒、美少女・紋白を深沢敦が演じる。

「毛皮のマリー」より。(撮影:御堂義乘)

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演出・美術、そして主演を務める美輪は、開幕に際し、「天才詩人寺山修司の大傑作をお見逃しになれば、一生の後悔になります」「このようなお芝居は、今の世界には存在しない稀有な芸術性の高い演劇です」とコメントした。

上演時間は休憩20分を含む約2時間5分。東京公演は4月21日まで行われ、4月25日には福岡・福岡市民会館、5月8日には愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、5月24日から26日までは大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。

美輪明宏コメント

「毛皮のマリー」より。(撮影:御堂義乘)

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天才詩人寺山修司の大傑作をお見逃しになれば、
一生の後悔になります。
このようなお芝居は、今の世界には存在しない
稀有な芸術性の高い演劇です。
誰もが優しい人になれます。

この記事の画像(全8件)

「毛皮のマリー」

2019年4月2日(火)~21日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場

2019年4月25日(木)
福岡県 福岡市民会館

2019年5月8日(水)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール

2019年5月24日(金)~26日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

作:寺山修司
演出・美術:美輪明宏
出演:美輪明宏、藤堂日向、麿赤兒深沢敦、三宅克幸、大野俊亮、プリティ太田、小林永幸、真京孝行、松田拓磨、米田敬、谷沢龍馬、菅沼岳、川瀬遼太、樋口祥久、岡本祐輔、吉岡佑也、岩井克之、大濱和朗、重岡峻徳、重松直樹

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