演劇集団アクト青山、解散前の最後の公演は「岸田國士短編選」

演劇集団アクト青山「岸田國士短編選」が、3月20日から24日まで東京・演劇集団アクト青山アトリエで上演される。

本公演では岸田國士の1幕作品5本が、日替わりで上演される。3月20日には菊地正仁の演出で「驟雨」、21日には渋谷結香の演出で「葉桜」、22日には中西彩乃の演出で「恋愛恐怖病」、さらに23日には桃木正尚演出の「留守」、24日には小西優司演出の「紙風船」がラインナップされた。

なお演劇集団アクト青山は、3月31日をもって解散することが決定している。1979年に渥美國泰によって開設された同団体は、2009年に渥美が逝去したことに伴い、以降は小西が主宰を引き継いで活動を続けてきた。本作「岸田國士短編選」は、演劇集団アクト青山として最後の公演となる。