「Acrobat Stage『Infini-T Force』」が、本日8月29日に東京・IMAホールにて開幕。これに先駆けて同日、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。
本作は、タツノコプロ創立55周年を記念して制作される舞台作品。この企画では、昨年2017年10月から12月まで放映され、今年18年2月に劇場版が公開された同名の3DCGアニメを舞台化する。舞台版では脚本を春日康徳と
本作ではガッチャマン / 鷲尾健役を
ゲネプロ後の囲み取材にはキャストから井澤、小坂、小波津、大崎、大矢、そして脚本・演出の吉田が登壇。井澤は開幕を前に「熱い作品にしたいという気持ちでメラメラ燃えています。やるからには『Infini-T Force』という作品を汚さぬよう、楽しく、ケガなく務めたいです」と気合いをのぞかせる。
ゲネプロを振り返った小坂は、「自分がヒーローになったという実感が湧きました」と述べ、小波津も同調し「衣装を着て、ヒーローになるんだという感覚がさらに強まっています」と胸中を明かす。続く大崎は「アニメ版『Infini-T Force』をリアルタイムで観ていたのですが、板の上に立ち、あのとき観ていた世界が実際ステージに広がっていると思うと、すごく感動します。その感動をお客様に伝えられるようがんばります」と意気込んだ。
そしてヒロインの笑役を演じる大矢は「最初は不安しかなかったですが、稽古で皆さんにアドバイスをいただきながら、今日を迎えることができました。ゲネプロを楽しく終えられたので、この気持ちで本番もがんばります」と笑顔を見せた。
本作の注目ポイントを尋ねられた井澤は「アクションチームの方々が体を張って、変身後のヒーローや敵役を演じています。作品全体を通してアクション、アクロバットが見どころの1つです」と回答。小坂は「僕らは稽古場でとても仲がいいのですが、ストーリー上ではお互い初対面なので、仲のよさが出過ぎないよう、徐々に絆が深まっていくさまを観ていただきたいです」と観客に呼びかける。
また小波津は「僕らの衣装も、ヒーロースーツもクオリティが高いので注目していただきたいです」、大崎は「仲がいいチームだからこそ出せる空気感を、肌で感じていたけたらと思います」とそれぞれアピールした。
大矢が「個人的に人生で初めて髪の毛を染めまして、地毛がちょっと茶色っぽかったので黒髪に染めてエクステを付けました。黒髮ロングに注目して欲しいです」とエピソードを話すと、小坂は大矢に「おめでとう!」と投げかける。これを受け小坂は、共演者たちから一斉に「おめでとうってなんだよ!」とツッコまれ、会場は笑いに包まれた。
吉田は「タツノコさんがこれまで作り上げてきたヒーローが現実に存在するというところを体感していただきたい。変身前のヒーローと変身後のヒーローが同時に出てくる舞台というのも、あまりないと思います。昔ヒーローが好きだった方にもぜひ観に来ていただきたいです」と語る。最後に井澤は「カッコいいヒーローがカッコよく戦うという、子供心をくすぐられる作品になりました。ヒーローはみんなが憧れる存在ですが、僕たち演者は泥臭く演じています。一同、最後までがんばります!」と締めくくった。公演は9月2日まで。
「Acrobat Stage『Infini-T Force』」
2018年8月29日(水)~9月2日(日)
東京都 IMAホール
脚本:春日康徳、
演出:吉田武寛
キャスト
ガッチャマン / 鷲尾健:
テッカマン / 南城二:
ポリマー / 鎧武士:
キャシャーン / 東鉄也:
界堂笑:
ベル・リン:
ぺガス:
咲坂(カプリコーン店長):
Z:GOH IRIS WATANABE
北野聖母(まりあ):飯野雅
軍司令:谷口敏也
ダミアン・グレイ:
スーツアクター:
アンサンブル:田沼ジョージ、高木俊輔、渡井瑠耶、松田朋樹、川端恭介、影山優亜、長澤綾乃、濱野彩加、武藤志織、Ricky、坂弥音
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