浦井健治演じるハル王子の成長譚、王位継承後を描く「ヘンリー五世」開幕

「ヘンリー五世」が本日5月17日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕した。

本作は、浦井健治、岡本健一、中嶋朋子らおなじみのメンバーによって繰り広げられる、鵜山仁演出のシェイクスピア歴史劇シリーズの最新作。2009年に「ヘンリー六世」、12年に「リチャード三世」、16年に「ヘンリー四世」が上演された。本作「ヘンリー五世」には、ヘンリー五世役の浦井、ピストル役の岡本、キャサリン役の中嶋のほか、ベテランから若手まで、計27名が名を連ねた。

前作「ヘンリー四世」で放蕩三昧の日々を過ごしたハル王子（浦井）は、王位の継承を機に比類なき王へと目覚め……。上演時間は途中休憩ありの約2時間50分。公演は6月3日まで。なお5月22日13:00公演の終演後には、鵜山、浦井、岡本、中嶋、そして新国立劇場演劇芸術監督の宮田慶子が登壇するアフタートークが行われる。