小尻健太と湯浅永麻がナビゲート、「さいたまダンス・ラボラトリ」始動

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彩の国さいたま芸術劇場 さいたまダンス・ラボラトリ Vol.1 (2018) 夏期集中ワークショップが8月1日から11日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場にて開催される。

小尻健太 (c)momoko japan

小尻健太 (c)momoko japan

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湯浅永麻 (c)柘植伊佐夫

湯浅永麻 (c)柘植伊佐夫[拡大]

本プロジェクトは彩の国さいたま芸術劇場が、ダンス表現の探求と作品創作を目的に立ち上げたもの。第1弾となる今回は、小尻健太湯浅永麻が講師、およびナビゲーターを務め、1日6時間、10日間にわたる集中ワークショップを行う。なお最終日の8月11日には公開リハーサルも開催される。

ワークショップに向け、小尻は「一つで括れないコンテンポラリーダンスだからこそ若い世代に『踊り継がれ洗練された振り付け、テクニック、そしてアイデアを学ぶ』ことはとても大切」と思いを述べ、湯浅は「そこでしか生まれない化学反応をシェアして皆さんと一緒に作っていけたら」と希望を語っている。ワークショップへの参加方法は劇場公式サイトにて確認を。受付は6月15日まで。

※小尻健太の「尻」の字は、かばねに丸が正式表記。

小尻健太コメント

小尻健太 (c)Joris-Jan Bos

小尻健太 (c)Joris-Jan Bos[拡大]

今でも私自身を動かし表現を求めてしまう根源は、世界的な振付家の作品を踊ることで身体と感覚の限界を乗り越えきたスリリングな実体験です。振付家によって要求されることは異なるため、一つで括れないコンテンポラリーダンスだからこそ若い世代に「踊り継がれ洗練された振り付け、テクニック、そしてアイデアを学ぶ」ことはとても大切で次につながる糧になると思います。またレパートリーの応用として振り付けやアイデアから各々が創造して動きを作り出すムーブメントリサーチに挑戦し、レパートリーとリサーチという2つの方向からダンスと向き合う企画を作りたいと思います。

湯浅永麻コメント

湯浅永麻 (c)遠藤龍

湯浅永麻 (c)遠藤龍[拡大]

ダンサー同士と触れ合いながらインプロビゼーションをしていき、お互いをしっかりと聴きながら、体を預けて動きを作っていきます。一人一人の違いや特性を見つけて、それらを共有して自分の中に取り込み消化して新しい自分の動きを作って行く。個人としての自分と、他者と対峙した時、団体の中での自分がどう変化していくか、お互いに与え、与えられる影響を敏感に感じ取って、そこでしか生まれない化学反応をシェアして皆さんと一緒に作っていけたらと思っています。

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彩の国さいたま芸術劇場 さいたまダンス・ラボラトリ Vol.1 (2018) 夏期集中ワークショップ

2018年8月1日(水)~11日(土・祝)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場

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休館中|彩の国さいたま芸術劇場<舞踊> @Dance_SAF

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