中野坂上デーモンズの憂鬱「現っ、」松森モヘー「後遺症の残るような筆下ろしに」

中野坂上デーモンズの憂鬱「現っ、」が、4月4日から8日まで東京・花まる学習会王子小劇場で上演される。

松森モヘー率いる中野坂上デーモンズの憂鬱は、昨年2017年に上演した「園っ、」で、佐藤佐吉賞の最優秀作品賞と最優秀演出賞を受賞。そして若手演出家コンクール2017では、松森が優秀賞に輝いた。

受賞後初の本公演となる本作は、花まる学習会王子小劇場の芸術監督が北川大輔から池亀三太に交代するタイミングでの公演となる。これについて松森は「後遺症の残るようなキッツい筆下ろしにしたいので、先にシャワー浴びて待っててくださいねっ」と、新芸術監督の池亀にメッセージを送り、池亀は「生涯忘れられない体験になるくらいメチャクチャにしてください。（事後は現状復帰でお願いします）」とコメントを返している。

松森モヘー コメント

池亀さん、「新芸術監督」就任おめでとうございます。
記念すべき池亀時代のこけら落とし、いえ筆下ろし。
言ってしまえば池亀さんの筆下ろしです。
“王子名物！三太の筆下ろし”に我々を召喚してくださり身に余る想いです。
後遺症の残るようなキッツい筆下ろしにしたいので、
先にシャワー浴びて待っててくださいねっ。

池亀三太 コメント

お先にシャワー浴びて参りました。
デーモンズの神聖で手荒い演劇儀式を前に子犬のように震えながら、
念のため自身の子犬も丹念に洗っておきました。
花まる学習会王子小劇場の新たな挑戦の一歩を
共に踏み出していただきありがとうございます。
「劇場」という名の愛の巣を整えてお待ちしています。
生涯忘れられない体験になるくらいメチャクチャにしてください。
（事後は現状復帰でお願いします）