藤田貴大1年ぶりの新作「BOAT」は「カタチノチガウ」ほか近作の完結編

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マームとジプシー藤田貴大が作・演出を手がける「BOAT」が、7月16日から26日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。

「BOAT」ビジュアル (c)名久井直子

「BOAT」ビジュアル (c)名久井直子

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本作は、藤田の近作である「カタチノチガウ」「0123」「sheep sleep sharp」の完結編。上演に向けて藤田は「約一年ぶりの新作である。 東京芸術劇場との関わりも、ここまでじっくりと積み重ねてきた。プレイハウスで発表する作品としては、これで三作目」と現在までの足跡を振り返り、さらに「現在という、ほんとうのことを、舞台のうえで繰り広げていきたい」と意気込みを述べている。

出演者には初舞台の宮沢氷魚のほか、藤田作品に不可欠な青柳いづみ、藤田演出「ロミオとジュリエット」にも出演した豊田エリー、そして中嶋朋子らが名を連ねている。チケットは5月19日に一般前売りを開始。

藤田貴大コメント

藤田貴大 (c)篠山紀信

藤田貴大 (c)篠山紀信[拡大]

マームとジプシーがここ数年で発表してきた「カタチノチガウ」、「sheep sleep sharp」の完結編として、「BOAT」という作品を発表しようとおもっている。約一年ぶりの新作である。
東京芸術劇場との関わりも、ここまでじっくりと積み重ねてきた。プレイハウスで発表する作品としては、これで三作目。あの空間にて、『小指の思い出』、『ロミオとジュリエット』と描いてきたけれど、今回ははじめて、ぼく自身がぼく自身の言葉を扱って、書き下ろす。
このふたつのタイミングが合致したことに、ある熟成をかんじつつ、さらなる到達点を共に目指していきたいとかんがえている。
この作品を、この空間にて、描く必要をかんじているのは、現在だからだろう。しかしそれは、現在という時間を過ごしていれば、自然と、必然的に揺りだされるもので。現在という空気のなかで、深く呼吸するように、しかしこのことだけをかんがえて、つくっていこうと準備している。これは、寓話でも神話でもなくて、ほんとうのことだとおもっている。現在という、ほんとうのことを、舞台のうえで繰り広げていきたい。

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「BOAT」

2018年7月16日(月・祝)~26日(木)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

作・演出:藤田貴大
出演:宮沢氷魚青柳いづみ豊田エリー中嶋朋子 ほか

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読者の反応

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るーでぃ @wahoo067

本当に楽しみ。
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