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「おそ松さん」第2弾開幕、高崎翔太「いつか童貞を卒業して、幸せな結婚を」

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舞台「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME 2~」の東京公演が本日3月1日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開幕。これに先駆けて囲み取材とゲネプロが行われた。

「おそ松さん」は、赤塚不二夫のマンガ「おそ松くん」を原作としたアニメ作品。第1期が2015年10月から16年3月までテレビ東京系列にて放送され、現在第2期が放送中だ。20歳を過ぎてもニートを続けるどうしようもない松野家の6つ子の生活ぶりが人気を博している。16年に上演された舞台版に続く今回の第2弾では、前作に続いて脚本を伊勢直弘、鹿目由紀、小峯裕之、演出を小野真一が務め、大阪公演は2月23日から26日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで行われた。

オープニングでは、ビビッドな色合いのプロジェクションマッピングと共にキャラクターたちが賑やかに登場。アニメ版の背景をイメージしたセットや映像をバックに、6つ子のニートな1日を描いたショートストーリーが展開していく。また6つ子のイケメンバージョンである“F6”もパフォーマンスを繰り広げ、客席に降りてファンサービスをしながら会場の笑いを誘った。出口亜梨沙演じるトト子、窪寺昭演じるイヤミ、KIMERU演じるチビ太、原勇弥演じるハタ坊も歌やダンスに参加し、観客を盛り上げる。なおライブパートではペンライトが使用できるので、“推し松”にエールを送ってみては。

ゲネプロ前に行われた囲み取材には、おそ松役の高崎翔太、カラ松役の柏木佑介、チョロ松役の植田圭輔、一松役の北村諒、十四松役の小澤廉、トド松役の赤澤遼太郎と、おそ松(F6)役の井澤勇貴、カラ松(F6)役の和田雅成、チョロ松(F6)役の小野健斗、一松(F6)役の安里勇哉、十四松役(F6)役の和合真一、トド松役(F6)役の中山優貴が出席。アニメ版のキャラクターデザインを手がけた浅野直之による、キャストをモデルにした描き下ろしのイラストパネルが手渡されると、高崎らは喜びの声を上げた。

高崎は大阪公演を「“待ってました感”があった」と振り返る。また前回公演に比べて客席数が増えたことに触れ、「見切れ席はすごく見切れるらしいんですけど……ドンマイ! 見切れてても楽しめる作品にしたいです」と冗談混じりに述べた。柏木が「カッコいいだけじゃないカラ松をお届けします」と見栄を切ると、両脇の高崎と植田から「うるせえよ!」とツッコミが入る。植田が「(チョロ松の)普段の役割、“ツッコミ”以外に挑戦しています。今回は全員が予想の斜め上を行ってると思います」と真摯にコメントすると、共演者からは「まるで取材みたい!」と笑い交じりの野次が飛んだ。

続いて北村は、「松野家に遊びに来たような気軽な気持ちで観ていただけたら」とコメント。また小澤は「東京公演でも、スリッパでできることの限界を超えたい」と、自身が演じる十四松の衣装を示しながら笑顔で述べた。赤澤は「“ニートの童貞”が天下を取りに行こうと思っています」と気合十分に宣言した。

“まじめにふざける”を目標に掲げた井澤は「6つ子には6つ子の、F6にはF6のやらなきゃいけないことがある。楽しみつつ駆け抜けたい」と意気込みを語る。和田は「俺、脱ぎます」と力強く一言。「(客席が)3階席まであるんですけど。安心してください、届けます! 待っとけよブス共!」とカラ松のセリフを引用した。小野は「大阪でお客様がパワーアップしているのを感じました。チームワークが良くなったF6を東京でも見せたい」と期待をつのらせた。

安里は「『あっという間だったな』と思って帰っていただけたら」と呼びかける。和合は「世界中のエンタテインメントの凝縮と言っても過言ではありません! ……過言でしたね?」と周囲を見回しながら付け加え、「『舞台でこんなことしちゃうんだ!』ということを体現しています」と期待を煽る。「個性は強いですが、どこの舞台にも負けないくらい団結力がある」とカンパニーの魅力をアピールするのは中山。本作については「頭の中を空っぽにして純粋に楽しめます」と笑顔で述べた。

稽古中の印象的なエピソードについて記者に尋ねられた高崎は「稽古最終日、カラ松役の柏木くんが『俺今回、全然面白いことやってないんだよな。(印象に)残るかなあ……』って言ってきた。安心してください、ちゃんとウザいです」と隣の柏木に視線を送る。続けて「自分とカラ松がマッチしすぎて、面白いことを面白いと思えなくなってきてる」と、柏木の役作りを分析した。

最後に高崎が「松野家の一生を僕らが背負っていけるような第2弾にできればと思っています。舞台シリーズが続いていって……いつか童貞を卒業して、幸せな結婚を迎えられたらいいな」と締めくくり、会場を大きな笑いで包んだ。

上演時間は休憩なしの約2時間。公演は3月11日まで。なお千秋楽公演は全国の映画館でライブビューイングを実施。会場限定の映像が上映されるほか、来場者特典として本作のキービジュアルを使用したポストカードがプレゼントされる。また本作のBlu-ray&DVD、挿入歌を収めたCDは7月27日に発売。

舞台「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME 2~」

2018年2月23日(金)~26日(月)※公演終了
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2018年3月1日(木)~11日(日)
東京都 TOKYO DOME CITY HALL

原作:赤塚不二夫「おそ松くん」
演出:小野真一
脚本:伊勢直弘、鹿目由紀、小峯裕之
音楽:橋本由香利
劇中歌プロデュース:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND

キャスト

おそ松:高崎翔太
カラ松:柏木佑介
チョロ松:植田圭輔
一松:北村諒
十四松:小澤廉
トド松:赤澤遼太郎

おそ松(F6):井澤勇貴
カラ松(F6):和田雅成
チョロ松(F6):小野健斗
一松(F6):安里勇哉
十四松(F6):和合真一
トド松(F6):中山優貴

トト子:出口亜梨沙
イヤミ:窪寺昭
チビ太:KIMERU
ハタ坊:原勇弥

(c)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会2018

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