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贅沢貧乏・山田由梨が作家の苦悩描く「私たちにとってのフィクションとは何なのか」

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贅沢貧乏「フィクション・シティー」稽古の様子。(Photo:Kengo Kawatsura)

贅沢貧乏「フィクション・シティー」稽古の様子。(Photo:Kengo Kawatsura)

9月28日に開幕する贅沢貧乏「フィクション・シティー」に向けて、稽古場の写真と主宰・山田由梨のコメントがステージナタリーに寄せられた。

山田は創作に向かう中で、「今年に入って急に、“物語を作る”ということに違和感を感じるように」なったと言い、「フィクションとは何か、それを消費する私たちは何者かと考え抜いた末に、その違和感ごと芝居にすることにしました」と述べる。そして「私たちにとってのフィクションとは何なのか、そこにあるのは希望か、絶望か、ぜひ劇場に足を運んで目撃していただければ」と観客に呼びかけている。公演は9月28日から10月1日まで、東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて。

山田由梨コメント

こんにちは。贅沢貧乏 主宰の山田です。劇団はこの夏で早くも五周年を迎えました。ここまでがむしゃらに色んな場所で作品を作り、今回の作品で13作目になります。芸劇公演も決まり意気揚々としていましたが、今年に入って急に、“物語を作る”ということに違和感を感じるようになってしまい、フィクションとは何か、それを消費する私たちは何者かと考え抜いた末に、その違和感ごと芝居にすることにしました。本作の核心には、フィクションであふれた都市の中で、あえてフィクションを積極的に生み出す職業である小説家の苦悩があります。私たちにとってのフィクションとは何なのか、そこにあるのは希望か、絶望か、ぜひ劇場に足を運んで目撃していただければと思います。

贅沢貧乏「フィクション・シティー」

2017年9月28日(木)~10月1日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

作・演出:山田由梨
出演:田島ゆみか、大竹このみ、神崎れな猪俣三四郎和田瑠子、野口卓磨、森準人、猪瀬青史、山田由梨

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