モーツァルト役を演じる桐山は「お話をいただいた時、モーツァルトとは見た目も生き方も全然違うので『本当にモーツァルト役が僕で大丈夫ですか?』と聞いてしまったぐらいビックリしました」と驚きつつ、「『桐山が入った事によって新しい風が吹いた!』と言って頂ける様に、破天荒でヤンチャで明るいがどこかに闇を抱えるモーツァルトを精一杯演じたいと思います」と意気込みを述べている。またコンスタンツェ役を演じる大和田も「この作品を知り尽くしている幸四郎さんに沢山教えて頂きながら、桐山さんと共演者の皆様と共にお稽古に没入するのみです」と思いを語っている。
1979年にロンドンで初演、日本では1982年の初演以来、松本幸四郎主演で何度も上演を重ねている本作。天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトと、彼と同時代に生きた宮廷楽長サリエーリをめぐり、物語が展開する。舞台はモーツァルトの死から32年が経過した、1823年のウィーン。その死の真相は、宮廷楽長サリエーリの暗殺によるものだという噂が街中で流れていて……。6年ぶりの上演となる今回、サンシャイン劇場での公演中に上演回数450回に到達する。また2018年に二代目松本白鸚を襲名する幸四郎にとって、幸四郎としては最後のサリエーリ役となる。
公演は、9月24日から10月9日まで東京・サンシャイン劇場、10月13日から22日まで大阪・大阪松竹座、10月24・25日に福岡・久留米シティプラザにて行われ、チケットは8月19日10:00に発売を開始する。
桐山照史コメント
お話をいただいた時、モーツァルトとは見た目も生き方も全然違うので「本当にモーツァルト役が僕で大丈夫ですか?」と聞いてしまったぐらいビックリしました。
大先輩の松本幸四郎さんとご一緒出来る事に喜びと不安、焦りとそして楽しみと…色々な感情でいっぱいですが、一日も早く幸四郎さんの演出を受けて多くの事を学ばせていただきたいです。
1982年から続いている舞台『アマデウス』の伝統を守りつつ、この舞台を観てくださる全ての皆様に「桐山が入った事によって新しい風が吹いた!」と言って頂ける様に、破天荒でヤンチャで明るいがどこかに闇を抱えるモーツァルトを精一杯演じたいと思います。
大和田美帆コメント
わたしは昔から「アマデウス」という映画が大好きで、特に天才の妻でありながら悪妻だったとも言われているコンスタンツェは女優としてとても興味深く、いつか演じてみたい人物でした。
それを舞台版で幸四郎さんの演出で演じられるなんてこんなに幸せなことはありません。この作品を知り尽くしている幸四郎さんに沢山教えて頂きながら、桐山さんと共演者の皆様と共にお稽古に没入するのみです。
あのモーツァルトと生活している間、コンスタンツェは一体どんな想いだったのでしょう。毎日その様なことばかり考えています。サリエーリとモーツァルトを近くで見ていた1人として物語の中で精一杯生きたいと思います。
「アマデウス」
2017年9月24日(日)~10月9日(月・祝)
東京都 サンシャイン劇場
2017年10月13日(金)~22日(日)
大阪府 大阪松竹座
2017年10月24日(火)・25日(水)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
作:ピーター・シェファー
演出・出演:
キャスト
サリエーリ:松本幸四郎
モーツァルト:
コンスタンツェ:
ローゼンベルク伯爵:
シュトラック伯爵:
ヨーゼフ二世:廣田高志
スヴィーテン男爵:松井工
ボンノ(宮廷音楽長):中平良夫
ヴァルトシュテーテン男爵夫人の家令:世古陽丸
テレサ(サリエーリの妻):杉浦悦子
サリエーリの料理人:豊富満
サリエーリの従僕:角間進
影:松本高麗五郎
風:
風:
ヴァルトシュテーテン男爵夫人:水月舞
カテリーナ:泉関奈津子
サーヴァント:加瀬竜彦、鈴木健介、西村雄正、北尾林太郎、長谷川直紀、丸山裕征
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- 公演情報 日程・上映時間:その他の公演-歌舞伎・演劇|松竹株式会社
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- アマデウス | 久留米シティプラザ
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