昨日4月27日に映画「
本作は、19歳で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなるも、その2年後の人気絶頂期に退団したポルーニンを追ったドキュメンタリー。本人や家族、関係者のインタビューを通して素顔に迫っていく。
ポルーニンは、上映後に劇中にも登場した楽曲「Take Me To Church」に乗せてパフォーマンスを披露。ステージをフルに使ったダイナミックなジャンプや優雅な身のこなしに、観客は息をのむ。パフォーマンスが終了すると会場中から「ブラボー!」と称賛の声が飛び、ポルーニンが一度ステージを去ったあとも割れんばかりの拍手が鳴り止まなかった。
続いて、ポルーニンとプレゼンターを務めた
アーティストを目指す学生に「失敗を恐れず勇気を持ってください。孤独であることを恐れず静けさの中に身を置いて、自然に耳を傾けて何かを聞き取ってください」とアドバイスをするポルーニン。最後に「あなたのゴールはなんですか?」と問われ、「実は最近ゴールを定めました。それは世界をひとつにすること。地球がひとつになって、互いを思いやれたらいいんじゃないかと思っています」とにこやかに話した。
映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」は7月15日より東京のBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
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