映画「シンプルな情熱」セルゲイ・ポルーニンのインタビュー動画公開、日本の魅力も語る

映画「シンプルな情熱」に出演するセルゲイ・ポルーニンのインタビュー動画が、配給会社であるセテラ・インターナショナルの公式YouTubeチャンネルで公開された。

動画内で、ポルーニンは「最初に映画のシナリオを読んだときにどう思いましたか？」「濃厚なラブシーンが多かったですが、撮影は大変でしたか？」「ダンスと演技、表現するうえでの違いや共通点は？」といった質問に回答。また「（「セルゲイ・ポルーニン“SACRE”『春の祭典』 / ラスプーチン」の）日本公演が延期になり残念ですが、日本の好きなところはありますか？」という質問には、ポルーニンは「生まれ故郷であるウクライナを離れて、初めて訪問した外国が日本の京都」と明かしつつ、「日本は世界の中でもとてもユニークで、独自の世界を構築し、伝統や様式を守ってきた国。ユニークな人々、伝統、芸術、映画、それらはすべてアーティストとして、私の糧になるものでした」と訪日したときの感想を語った。

映画「シンプルな情熱」は、作家アニー・エルノーが1991年に発表した同名小説の映画版。監督をダニエル・アービッドが務め、劇中ではレティシア・ドッシュ演じる大学教授・エレーヌが、ポルーニン演じる年下で既婚者のロシア外交官・アレクサンドルと関係を深めていく様子が描かれる。映画の公開は、7月2日から東京・Bunkamura ル・シネマほかにて。

なお映画「シンプルな情熱」の公開に併せて、2016年に公開されたポルーニンのドキュメンタリー映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」が、Bunkamura ル・シネマで上映されることが決定した。上映期間は7月2日から8日までの1週間。