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「THE SCARLET PIMPERNEL」“星組愛”語る紅ゆずるに小池修一郎が期待

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宝塚歌劇星組「ミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』」製作発表会より、左から綺咲愛里、紅ゆずる。

宝塚歌劇星組「ミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』」製作発表会より、左から綺咲愛里、紅ゆずる。

3月から6月にかけて上演される、宝塚歌劇星組「ミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』」の製作発表会が、本日1月23日に都内にて行われた。

制作発表の冒頭では、紅ゆずる演じるパーシー・ブレイクニー、綺咲愛里演じるマルグリット・サン・ジュスト、礼真琴演じるショーヴランがパフォーマンスを披露。フランス革命下で戦い抜く彼らの苦悩を、3人が力強い歌声で表現した。

続く会見には、紅、綺咲、礼に加え、宝塚歌劇団の小川友次理事長、潤色・演出を手がける小池修一郎が登壇。まず紅が「15年間、星組で培ってきたものを、この『THE SCARLET PIMPERNEL』で披露したい。小池先生に厳しくご指導いただき、初日には皆さまのご期待に添えるような舞台がお見せできるよう邁進します」と挨拶し、綺咲は「紅さんの相手役を務めさせていただけること、マルグリットという役に挑戦させていただけることを光栄に思います。本番まで一生懸命お稽古を重ねていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込みを述べる。続く礼は「素晴らしい公演でショーヴランという役を演じさせていただくということで、身の引き締まる思いです。小池先生から多くのことを学んで、星組の戦力になれるように精進します」と思いを語った。

演出の小池は、2008年の星組新人公演で紅が同役を演じたことに触れ、「今日のパフォーマンスを観て、よくここまで成長したなと。紅の持ち味といえば、お笑いのセンスですが(笑)、星組らしい大らかなスター性に加えて、憂いを秘めた雰囲気も持ち合わせていますから、その二面性が今後の紅の魅力になっていくのではないかと思います」と期待を寄せる。小池のコメントを受けた紅は「しゃべらなければ利口に見えるとよく言われます……」と恐縮しながら、「パーシーのバックボーンを考えながら、丁寧に役作りをしていきたい」と真摯に答えた。

また小池は綺咲について「いわゆるギャル系と言いますか、綺咲はトレンディなかわいい女の子役が多いので、今日の彼女の艶やかさには驚きました」と太鼓判を押し、礼については「彼女には、昭和の少年マンガのヒーローのような生き生きとした魅力がある。若さを活かしつつ、ショーヴランの滾るような情熱を表現してほしい」とコメント。小池は、独特の言い回しを交えながら3人の魅力を存分に語り、会場を沸かせた。

会見では、紅が星組への熱い思いを語る一幕も。「歴代の上級生の方から受け継いだ教えを後輩に伝えるために、私はこの立場になったのだと思います。組子1人ひとりがどんな思いで宝塚に入団したのか、1人の役者としてどのように輝いていきたいか、今一度振り返ってほしいと思います」と紅が後輩にエールを送ると、これを受けた礼は「紅さんや綺咲が心地いいと思ってもらえるような地盤を築けるように、下級生をまとめていきたいです」と笑顔を見せた。

兵庫・宝塚大劇場における新トップコンビのお披露目公演となる本作は、1997年にブロードウェイで初演されたミュージカル。2008年に上演された星組公演では、フランク・ワイルドホーンの楽曲に乗せて、すれ違う夫婦の心理を巧みに描き、読売演劇大賞優秀作品賞と菊田一夫演劇大賞を受賞した。宝塚大劇場での公演は、2017年3月10日から4月17日まで。その後、5月5日から6月11日まで東京・東京宝塚劇場にて上演され、チケットは兵庫公演分が2月11日に、東京公演分は4月2日に発売される。

宝塚歌劇星組「ミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』」

2017年3月10日(金)~4月17日(月)
兵庫県 宝塚大劇場

2017年5月5日(金・祝)~6月11日(日)
東京都 東京宝塚劇場

潤色・演出:小池修一郎
出演:紅ゆずる綺咲愛里礼真琴七海ひろき ほか

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