「令嬢ジュリー」「死の舞踏」が、2017年3月10日から4月1日まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて連日交互に上演される。
スウェーデンの劇作家アウグスト・ストリンドベリの戯曲2作を、
対する「死の舞踏」は、熟年男女の間に巻き起こる激しい愛憎をシニカルなタッチで描いた作品。当初、
池田は平との共演を振り返りつつ、「平さんというと重厚で骨太な印象。この台本を読めば読むほど、平さんのイメージが出てきます。でも、どっちみち僕が平さんのように演じられるはずもないですし、それでは意味がないと思います。まずは一度イメージを払拭して、演出の小川絵梨子さんと初共演のお二人から刺激をいただきながら、素直に丁寧に取り組んでいきたいと思っています」とコメントしている。
なお上演に際して、会場となるBunkamura シアターコクーン内には2つの小劇場が特設される。チケットは、2017年1月15日に発売予定だ。
池田成志さんコメント
平幹二朗さんとは、「その男」という作品で一度ご一緒しています。
その時の役柄のように、大きくて穏やかな方で楽しかった思い出しかなく、最近もお元気だとお聞きしていたので驚きました。「死の舞踏」のお話を頂いて、「まさか自分に?」と思いましたが、何かのご縁でいただいたお話ですし、「ここで引き受けなかったら男が立たない」と思い、お引き受けすることにしました。
平さんというと重厚で骨太な印象。この台本を読めば読むほど、平さんのイメージが出てきます。でも、どっちみち僕が平さんのように演じられるはずもないですし、それでは意味がないと思います。まずは一度イメージを払拭して、演出の小川絵梨子さんと初共演のお二人から刺激をいただきながら、素直に丁寧に取り組んでいきたいと思っています。膨大なセリフで、とても破天荒な台本ですから、下手な小細工をしないで、その場で起こる怒りや喜びを丁寧に出していきたいと思っています。きっと平さんも、そうしなさいと仰るのではないかと思います。
池田成志のほかの記事
リンク
- SIS company inc. Web / produce / シス・カンパニー公演 令嬢ジュリー/死の舞踏
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ステージナタリー @stage_natalie
ストリンドベリ2作の交互上演に城田優ら、平幹二朗の遺志継ぐ代役に池田成志 https://t.co/wnKzpBXPAl https://t.co/lupFdqsHDs