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野田秀樹監修「東京キャラバン」が六本木ヒルズへ、音楽と舞による祝祭の舞台

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「東京キャラバン in 六本木」公開リハーサルより。

「東京キャラバン in 六本木」公開リハーサルより。

「東京キャラバン in 六本木」が、10月21・22日に東京・六本木ヒルズアリーナにて上演される。

「東京キャラバン」は、野田秀樹発案の「人と人が交わるところに『文化』が生まれる」というコンセプトに賛同したさまざまなジャンルのアーティストが集う文化ムーブメント。8月にブラジル・リオデジャネイロ、9月に福島および宮城にてワークショップを行い、それぞれの地での“文化混流”を経て創作されたパフォーマンスが、今回、六本木アートナイトにて公開となる。

参加アーティストには野田に加え、スカバンドの東京スカパラダイスオーケストラ宮沢りえ、能楽師の津村禮次郎、音楽家の原摩利彦が名を連ねており、仙台からはペイントアーティストのTAKESHI SATOと仙台すずめ踊りの高橋組が、リオデジャネイロからは4人のパフォーマーが参加しているほか、昨年2015年に行われた「東京キャラバン ~プロローグ~」から、金津流獅子躍とドラァグクィーン、バルーン・アーティストのDaisy Balloonが出演する。

昨日10月20日には公開リハーサルが行われ、彫刻家の名和晃平のオブジェを背景に、出演者たちがパフォーマンスを繰り広げた。祝祭感に包まれた舞台では、東京スカパラダイスオーケストラの生演奏をバックに、今年2016年に行われたオリンピック開催地のリオデジャネイロから穴を掘って地球の裏側の日本を目指す一行を、“東京キャラバン”アンサンブルが表現。リハーサルは不参加となったが、当日は宮沢りえも登場し、朗読で華を添える。

リハーサル後の会見に応じた野田は「良かったと思いますが、どうでしょうか?(笑)」と記者たちに感想を求めながら「こういう試みってなかなかやったことが無いので、どうなるかわからないんですけど、まあ勢いに乗って、単純に楽しんでいただきたいなと思います」と挨拶をする。

「(この作品の)あらゆる演出が、風に弱いってことがよくわかりました(笑)」と野外公演ならではのハプニングを振り返りながらも「そういう偶然性がいいですね」と述べ、津村も「別の力がね」と同意した。

続けて野田が「そういうラフさも含めて楽しんでもらえたら。気楽なものですから」とアピールすると、谷中も「お子さんにもわかりやすい題材ですしね。ブラジル(公演)の時も、子どもたちが笑ってくれたりしたので、なおかつ大人も楽しんでもらえたらなって思います」と意気込みを語った。

「東京キャラバン in 六本木」の観覧は無料。先着順にて全て自由席となっている。なお「東京キャラバン」は2017年以降も活動を継続し、「東京2020大会」へ向け文化的な基盤創りを目指す。

「東京キャラバン in 六本木」

2016年10月21日(金)・ 22日(土)
東京都 六本木ヒルズアリーナ

参加アーティスト:東京スカパラダイスオーケストラ宮沢りえ津村禮次郎、“東京キャラバン”アンサンブル、原摩利彦、野田秀樹 / Otto Nascarella、Cridemar Aquino、Suellen Tavares Onixegum、Mestre Garrincha / TAKESHI SATO、高橋組 / 金津流獅子躍、マダム・レジーヌ、レイチェル ダ・ムール、松坂牛子、ジャスミン、Daisy Balloon ほか

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