渡辺源四郎商店、フィジカルプレイと密室会話劇を2カ月連続で

渡辺源四郎商店が、9月11日に「グヤーシュを探す―ことば、からだ、こころ―」を、10月9・10日に「俺の屍を越えていけ」を、青森・渡辺源四郎商店 しんまち本店 2階稽古場にて上演する。

「グヤーシュを探す―ことば、からだ、こころ―」は、ハンガリーから来日した演出家ティナ・ロスナー、青森に暮らし国外でも活動するダンサー長内真理、劇作家で渡辺源四郎商店ドラマターグの工藤千夏が共同制作したフィジカルプレイ。ハンガリー語と津軽弁が飛び交う中でパフォーマンスが展開される。

2002年に初演された「俺の屍を越えていけ」は、青森市に本社を置く老舗の放送局を舞台にした密室会話劇。「リストラすべき管理職を1人決めてほしい」という社長の命によって小会議室に集められた6人の社員が、それぞれの思惑を胸に話し合いをする様子が描かれる。

なおこの2作は、渡辺源四郎商店が本公演ではできないことに挑戦する「なべげん日曜劇場」として上演される。