ままごと、土地ならではの趣向凝らした「小豆島きもだめスイッチ」で瀬戸芸参加

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ままごとが、香川・小豆島町 坂手港周辺にて、瀬戸内国際芸術祭2016 小豆島町未来プロジェクトの一環として「ままごと ―港の劇場―」を開催する。

ままごと × スイッチ総研「小豆島きもだめスイッチ」

ままごと × スイッチ総研「小豆島きもだめスイッチ」

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「ままごと ―港の劇場-」は、ままごとが小豆島にて2013年から島民の生活や日常と地続きになった演劇作品の上演を目指して行っているもの。滞在した土地の地理、文化、歴史を徹底的に調査・観察することで、その場所でしか上演できない形態の作品を創作し続けている。

今回の「港の劇場」では、8月20、21、27、28日に「小豆島きもだめスイッチ」と題した肝試しが行われる。迷路のような路地を抜け、「二十四の瞳」の作者で知られる壷井栄生誕の地などに立ち寄りながら、会場に設置された指示書きにしたがって参加者がアクションを起こすと、3~30秒ほどの上演が始まる参加型の演劇「スイッチ」が体験できるという。企画したスイッチ総研の光瀬指絵は「最高の恐怖と失笑を用意いたします」と意気込む。

また7月18日から 9月4日までと、10月8日から11月6日までは「喫茶ままごと」がオープン。窓から見える瀬戸内海を眺めながら、小豆島町の特産品を使ったオリジナルメニューが味わえる。8月12日から28日までは客からのリクエストに応えて、ままごと主宰の柴幸男らが日替わりで歌、紙芝居、ダンス、演劇などのパフォーマンスを提供するという。なお「小豆島きもだめスイッチ」に向けて、柴と光瀬から寄せられたコメントは以下の通り。

柴幸男コメント

なぜ「きもだめし」は我々を魅了するのか。その理由こそきっと生の証。
恐れて、笑って、生きていることを噛みしめて。

光瀬指絵コメント

結成1年。上演9都市。300超の新作開発。
総研が培ってきた全てを賭けて。最高の恐怖と失笑を用意いたします。敬礼!

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瀬戸内国際芸術祭2016 小豆島町未来プロジェクト「ままごと ―港の劇場―」

ままごと × スイッチ総研「小豆島きもだめスイッチ」

2016年8月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)
香川県 小豆島町 坂手港周辺

作:スイッチ総研、小豆島スイッチ研究員
総合演出:光瀬指絵
研究開発・出演:大石将弘、光瀬指絵、山本雅幸柴幸男端田新菜、安藤僚子、星野概念 ほか

喫茶ままごと

2016年7月18日(月・祝)~ 9月4日(日)
2016年10月8日(土)~11月6日(日)
香川県 ei CAFE(小豆島町 坂手観光案内所2階)

※パフォーマンスは8月12日(金)~ 28日(日)実施
※月曜休み(祝日の場合は火曜休)

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三月ちゃん│かわいい @march36rabbit

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