ヨハン・シュトラウス2世の同名オペレッタを、星組メンバーがコミカルなミュージカルとして甦らせた「こうもり」。親友のアイゼンシュタインにいたずらをされ、街中から“こうもり博士”と呼ばれる羽目になった物理学者・ファルケ博士が、親友への仕返しに、“愉快な復讐劇”を企てる。ファルケ博士を
「THE ENTERTAINER!」は、作・演出を手がける野口幸作の宝塚大劇場デビュー作。“エンターテイナー”をテーマに、現代的にアレンジしたジャズ・クラシック・ポップスなどの名曲を披露し、星組の魅力を存分に発揮する。
通し稽古後の囲み取材では、「大劇場でオペレッタをやるのが夢でした」と語る北翔。見どころとして「70名近くの出演者全員が、シャンパングラスを持ってオペレッタを歌うのは、私たち自身も『豪華だな』と思っています。野口先生は宝塚ファンから演出家になられたので、とくにファンの方がよろこぶツボを考えながら作ってらっしゃる」と語り、「野口先生が一番、楽しんで作ってたんじゃ?」と笑った。そして「今の星組生がもつ力を最大限に発揮して、究極のエンターテイナーを目指してがんばります」と意気込んだ。
妃海は見どころについて「ゴンドラ降り」と言った後、「あそこは2人のシーンじゃないですね(笑)」と少し考え、「プロローグで手を繋いで2人で階段から降りれるのがうれしいです。あそこの照明はハートになってるんですって」と笑顔で答えた。
最後にショーのタイトルにもなっている“エンターテイナー”について尋ねられた北翔は、「何でもできる芸達者ということではなく、お客さまが心の底から楽しんでいただけるようにパフォーマンスするのが、究極のエンターテイナーだと思う。お客さま幸せになっていただくというという気持ちを第一に持って、舞台を務めてます」と回答。妃海は「公私ともに、いろいろな人を笑顔にする人でありたいです」とほほ笑み、会見は締めくくられた。
「ミュージカル『こうもり』」「ショー・スペクタキュラー『THE ENTERTAINER!』」は6月19日まで。
宝塚歌劇団 星組公演「ミュージカル『こうもり』」「ショー・スペクタキュラー『THE ENTERTAINER!』」
「ショー・スペクタキュラー『THE ENTERTAINER!』」
2016年5月13日(金)~ 6月19日(日)
東京都 東京宝塚劇場
「ミュージカル『こうもり』」
脚本・演出:谷正純
「ショー・スペクタキュラー『THE ENTERTAINER!』」
作・演出:野口幸作
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