谷崎潤一郎生誕130周年に花組ヌーベル「恐怖時代」再演

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花組ヌーベル「恐怖時代」が、7月6日から11日まで東京のザ・スズナリで上演される。

2007年「恐怖時代」より。(撮影:宮内勝)

2007年「恐怖時代」より。(撮影:宮内勝)

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古今東西の文化と歌舞伎を融合させた“ネオかぶき”スタイルで活動している花組芝居。彼らが少人数、小スペースで番外公演を行う企画・花組ヌーベルの第1回公演として2007年に上演した「恐怖時代」が、原作者・谷崎潤一郎の生誕130周年を記念して復刻される。

「恐怖時代」は、江戸の大名屋敷で太守の側室・お銀が巻き起こす美しくも恐ろしい愛憎劇。本作では初演に引き続き、主宰の加納幸和が魅惑の美女・お銀を演じる。また花組芝居ではお馴染みの、紋付袴で演じる“素ネオかぶき”をよりスマートにした浴衣姿での上演も見どころのひとつとなっている。

上演にあたり、加納からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。

加納幸和コメント

6年振り、下北沢ザ・スズナリに戻って参ります!壮麗な大名屋敷を舞台にした、文豪「谷崎潤一郎」の超絶血みどろ劇を、軽妙洒脱な小劇場風、夏の浴衣芝居に仕立てました。閉鎖的な武家社会で、善良な精神がマヒした奴らの呆れた殺し合いを、これ又、「ネオかぶき」に凝り固まった野郎どもが、来年いよいよ30周年の前哨戦として、旗揚げメンバーを中心に、上演不可能と言われる問題作を見事「傾いて」ご覧に入れます。

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花組ヌーベル第5弾「恐怖時代」

2016年7月6日(水)~11日(月)
東京都 ザ・スズナリ

原作:谷崎潤一郎
脚本・演出:加納幸和
出演:加納幸和、原川浩明山下禎啓北沢洋横道毅秋葉陽司松原綾央磯村智彦小林大介押田健史、三上竜

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