Ring-Bong「名も知らぬ遠き島より」アフタートークにKAKUTA桑原が登壇

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Ring-Bong「名も知らぬ遠き島より」のアフタートークに、KAKUTA主宰の桑原裕子が登壇する。

Ring-Bong第5回公演「闇のうつつに 我は我かは」より。

Ring-Bong第5回公演「闇のうつつに 我は我かは」より。

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山谷典子

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明日4月20日に東京の座・高円寺1にて開幕する本作。Ring-Bong主宰の山谷典子と桑原は、1994年に上演された平田オリザ作「転校生」で共演して以来、親交の深い間柄だ。桑原がトークを行うのは、21日の14時公演の終演後。なお22日の19時公演後には、武蔵大学社会学部教授の永田浩三がアフタートークに登壇する。

「名も知らぬ遠き島より」の舞台となるのは、現代の東京の病室と昭和21年の中国・牡丹江の旧日本軍病院。衛生兵の男の生涯を通して「生きるとは何か」を模索する物語だ。今回は新たにR-vive主宰の藤井ごうを演出に迎え、2012年以来の再演に挑む。

山谷典子コメント

「名も知らぬ遠き島より」は、東日本大震災から一年の時に書いた作品で、「情報操作」が一つのテーマとなっています。政府にとって都合のよくない事実は報道されない。それは、震災から半年たった辺りから少しずつ見えてきたことだったように感じています。「芸術、その中でも演劇が社会に及ぼす影響力はわずかだと思う。けれど過去の歴史において、演劇をはじめとする芸術が、プロパガンダとして利用されていたことも事実である。だとしたら舞台を通じて出演者も観客もともに考えていく問題としてとらえていけたら」と考えています。観ていただいた方が何らかの思いを抱いたり、考えたりするきっかけとなればと思っています。

桑原裕子コメント

…可憐でおっとりした美人。20年前、教室の椅子に座る女子高生の山谷にそんな印象を抱いていた私ですが、それは大変な勘違いでした。気骨あるオットコマエ。いや、美人であることには変わりないですが、黙って座っているような女じゃなかった。情が深いお人好しは相変わらず。そんな彼女が作るものが、今とても見たいです。

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Ring-Bong 第6回公演「名も知らぬ遠き島より」

2016年4月20日(水)~24日(日)
東京都 座・高円寺1

作:山谷典子
演出:藤井ごう
出演:遠藤剛、山口雅義、辻輝猛森宮隆、本城憲、中村亮太、大崎由利子、小野文子、矢野宏美、山谷典子

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