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野鳩・水谷圭一から解散に寄せてコメント「少しは誰か寂しそうにしてよ」

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野鳩が2月25日から東京・駅前劇場にて「野鳩」を上演する。本公演をもって野鳩は解散となる。

2001年に主宰の水谷圭一と俳優の佐伯さち子を中心に結成された劇団・野鳩。2007年に一度活動を休止するも、2013年に活動再開。ナカゴーとの合同公演やマンガ家・しまおまほとのコラボレーションなど精力的に創作を続けていたが、本作の上演をもって解散することを2015年12月1日に公式サイトにて発表していた。

メンバー総出演となる解散公演のタイトルは、その名も「野鳩」。水谷いわく「劇団の最後にふさわしい作品を目指します」とのことだ。しまおの親子対談が組まれるなど、アフタートークも豪華なゲストが名を連ねている。小劇場で強烈な個性を放った野鳩の解散公演を、ぜひ見届けよう。当日券は完売の回を含むすべての回で販売される。

なお、公演に向けて水谷からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。

水谷圭一(野鳩) コメント

「野鳩」という劇団の主宰の水谷です。
この文章を書いている今は、公演2週間前です。ラストシーンも決定し、それに向けて執筆と稽古の毎日です。
新しい試みもありながら、今まで野鳩の舞台を見続けてくださった方々にも楽しんで頂けるものになっていると思います。

久々に集まった旧来のメンバーと新しい参加者が大笑いで稽古している姿を見ていると、本当に楽しくて解散のことなど忘れている自分がいます。あまりにも湿っぽさが無さすぎて「少しは誰か寂しそうにしてよ」と思ったりもします。

ほとんど活動してない劇団、名前だけが残っている劇団、自然消滅してしまう劇団。ちゃんと調べたわけではありませんが、解散するよりそういう方法を選ぶ劇団の方が多い気がします。
劇団の解散公演を観る、という機会もなかなか少ないと思いますし一人でも多くの方々に見届けて頂ければと思います。
少しでもみなさんの記憶に残る作品を。そう肝に銘じて最後の舞台を全うしたいと思います。
どうぞよろしく。

野鳩「野鳩」

2016年2月25日(木)~28日(日)
東京都 駅前劇場
作・演出:水谷圭一
出演:佐伯さち子、すがやかずみ、佐々木幸子、ワタナベミノリ、村井亮介、濱津隆之、矢野昌幸、滑川喬樹、佐竹奈々、堀口聡

アフタートークゲスト

2月25日(木)19:30 しまおまほ(エッセイスト)&島尾伸三(写真家)
2月26日(金)19:30 九龍ジョー(ライター、編集者)&黒岡まさひろ(ホライズン山下宅配便)
2月27日(土)19:00 うにたもみいち(演劇エッセイスト)&鎌田順也(ナカゴー)

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