「BABYMETAL DEATH MATCH TOUR 2013 -五月革命-」は6月30日にBABYMETALが東京・NHKホールで開催するワンマンライブ「LEGEND "1999" YUIMETAL & MOAMETAL 聖誕祭」に向けた“修行”という位置付けのライブツアー。ツアー全公演に“メタルの神”バンドが帯同し、BABYMETALは彼らの生演奏をバックにパフォーマンスを繰り広げてきた。また17日と18日の東京3公演のセットリストはそれぞれのメンバーをテーマにした異なる内容で構成されることが発表されていた。
オープニングSEのMETALLICA「Through the Never」がフェードアウトすると、ステージのカーテンが開き「BABYMETAL DEATH」のイントロをBGMに「諸君、首の準備は出来ているか? いよいよ5月革命の幕開けだ」という煽り映像が流れ出す。そしてステージ下方から数発のスモークが噴射され、ドラムのカウントと同時にステージが明転。全員白塗りに黒い隈取りのメタルの神バンドとその機材と無数の照明装置のみが立つ無骨なステージの中央でポーズを決めるBABYMETALの姿が露わになった。
彼女たちはそのまま生バンドならではの高速重低音仕様の「BABYMETAL DEATH」「いいね!」「君とアニメが見たい ~Answer for Animation With You」を連射。フロアのボルテージは一気に最高潮に達し、あちこちでモッシュが繰り広げられる。さらに「いいね!」ではSU-METALの「お台場!」コールにオーディエンスが「お台場!」と絶叫で返す。
一旦ステージを去るメンバーと入れ替わるように現れたキツネ面のバイオリン奏者が、メタルの神バンドとともにショパンのピアノ曲「革命」のヘヴィメタルアレンジをプレイしたのちには、YUIMETALとMOAMETALのユニット、BLACK BABYMETALがフードを目深にかぶって登場。6月19日リリースの2ndシングル「メギツネ」のカップリング曲であるラップチューン「おねだり大作戦」を披露すると、今度はマントをまとったSU-METALの姿が。同じく「メギツネ」のカップリングとなるソロ曲「紅月 -アカツキ-」をマントを翻しながらエモーショナルに歌い上げたのち、YUIMETALとMOAMETALと再合流して「ド・キ・ド・キ☆モーニング」を叩き込んだ。
終盤はYUIMETAL、MOAMETALによる「1、2、1、2、3、4!」のカウントからスタート。「Catch me if you can」「ヘドバンギャー!!」の2曲を立て続けにプレイする。「ヘドバンギャー!!」ではYUIMETALとMOAMETALが手にしたショットガン型の装置から放たれるおびただしい量のスモークと、2人の「ヘドバン!」コールに煽られるかのように多くのファンがクラウドサーフにアタック。SU-METALのライブエンディングでのおなじみのあいさつ「See You!」の声を聴くまでフロアの熱気が冷めることはなかった。
アンコールは、メタルの使者として認められたBABYMETALが、METALLICAのアルバム「METALLICA」の通称“ブラックアルバム”と同じ名前を持つ経典を携えて、そのMETALLICAやLINKIN PARK、マキシマム ザ ホルモンらが待ち受ける“天下一メタル武道会”こと「SUMMER SONIC 2013」に参加することを告げる煽り映像から始まった。そして「イジメ、ダメ、ゼッタイ」をこれまでの最大音量でプレイし終えると、SU-METALが「SUMMER SONICで会いましょう!」とシャウト。直後に3人で「See You!」と声をそろえたところで、MC、ギミック一切ナシのノンストップライブツアーの幕は下ろされた。
BABYMETAL「BABYMETAL DEATH MATCH TOUR 2013 -五月革命- FINAL BATTLE」セットリスト
01. BABYMETAL DEATH
02. いいね!
03. 君とアニメが見たい ~Answer for Animation With You
—革命—
04. おねだり大作戦
05. 紅月 -アカツキ-
06. ド・キ・ド・キ☆モーニング
07. Catch me if you can
08. ヘドバンギャー!!
<アンコール>
09. イジメ、ダメ、ゼッタイ
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