スカパラ×細美武士、コーチェラに続きメキシコ熱狂ライブ

4月19日に、アメリカの野外ロックフェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival」のステージでコラボレーションを初披露した東京スカパラダイスオーケストラと細美武士（the HIATUS）。翌20日と21日にメキシコの2カ所で開催されたスカパラのライブでも、2組の共演が実現した。

20日のライブは、メキシコ第2の都市グアダラハラの野外ステージで敢行。スカパラの出番は深夜25:00だったが、2000人の観衆は元気な歓声でメンバーを迎えた。最初のMCにて谷中敦（B.sax）はスペイン語でオーディエンスを激しく煽り、観客もそれに応えるのように「オーレ、オレオレオレ、トーキョー、トーキョー」とコールを生み出しヒートアップしていく。

そしてライブ中盤、谷中の呼びかけにより細美がステージに登場。スカパラと同様、オーディエンスから熱狂的に受け入れられた細美は、笑顔を見せながらエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げ、26:30にステージの幕が下ろされた。

翌21日の舞台は、メキシコの首都であるメキシコシティのSalon21。5000人もの人が集まる中、スカパラは「Shot In The Dark」「非常線突破」「スキャラバン」とライブの盛り上がりに欠かせない鉄板チューンを投下する。細美とは、未発表のナンバーと「Pride of Lions」「One Step Beyond」、そしてアンコールで「DOWN BEAT STOMP」を共演。フロアのオーディエンスを大いに踊り狂わせ、怒涛の3日間を締めくくった。

なおスカパラは、帰国後の5月に東名阪ツアー「新たなる欲望」を開催。このプレミアムな共演が国内でも実現するのか、チケットを入手した人は楽しみにしておこう。