ET-KING、恵比寿ワンマンで脱・共同生活宣言

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ET-KINGのワンマンツアー「どてっぱらにどっかん」の東京公演が、7月20日にLIQUIDROOM ebisuで行われた。

ET-KINGとは?

1999年に大阪で結成。5MC+1DJ+1総合司会という異色のメンバー構成で、大阪は通天閣のすぐ近く大国町を拠点に共同生活をしながら活動をスタートさせた。レゲエ、ヒップホップ、テクノ、ロック、さらに歌謡曲や演歌までも取り入れたオリジナルなサウンドと、はっぴを身にまとい「お祭り」をテーマに繰り広げられるエネルギッシュなライブで注目を集める。2007年にシングル「愛しい人へ」とアルバム「LOVE&SOUL」のヒットでブレイク。結成15周年を目前に控えた2014年に全国ツアー「ET-KING 結成15周年記念全国ツアー ~おまえとおったらおもろいわ!~」を開催し、ツアーファイナルを持って“充電期間”と称した活動休止期間に入ることを発表した。同年9月にメンバーのTENNが死去。2015年7月にメンバー6人で活動を再開し、2016年2月に活動再開後初のアルバム「Ideologie」を発売した。2017年8月よりリーダー・いときんが肺腺がんの治療に専念するためライブ活動を一時休止。同年12月に行われた全国ツアーファイナル公演にて復帰したものの、2018年1月に死去した。その後もグループは活動を続け、4月にニューアルバム「LIFE」を、11月に配信シングル「この街の空」をリリース。2019年1月より結成20周年記念の全国ツアー「えびす巡業~やりたい放題やったる年!!~」を行う。

今回の「脱・共同生活宣言」に対し、メンバーからも「嬉しいけどちょっと寂しい」というコメントも。ファンもメンバーも少々複雑な心境のようだった。

今回の「脱・共同生活宣言」に対し、メンバーからも「嬉しいけどちょっと寂しい」というコメントも。ファンもメンバーも少々複雑な心境のようだった。

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彼らにとって初のワンマンツアーとなった今回は、全公演が即日完売を記録。8月2日に心斎橋BIGCATで行われる追加公演を前に行われたこの日のLIQUIDROOM公演では、「愛しい人へ」「ギフト」などのヒットシングルをはじめ、アンコールを含む計18曲を披露。会場はET-KINGが自らのライブを表現する上でよく使う「祭り」という言葉どおり、お祭り騒ぎの熱気に包まれた。

また、MCでは今年10月から各メンバーが一人暮らしをスタートさせることを発表。ET-KINGといえば大阪大国町でメンバー7人が共同生活を送っていることでも有名なだけに、この報告に残念がるような声も挙がった。

しかし、彼らは大国町に「音楽室」と呼ばれるET-KINGの楽曲制作室を新たに構える予定。今後も引き続き、素晴らしい音楽とメッセージを届け続けてくれることに間違いはなさそうだ。

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読者の反応

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ハピラインふじい @aipo_fujii

バンドで一軒家に共同生活というと彼らも最初はそうだったな。 http://t.co/DsYbCf2tcr

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