サブタイトルでもある「ロックンロールの世界にようこそ!」をテーマに、各会場で熱いライブを繰り広げてきた今回のツアー。そのラストとなった赤坂BLITZでは“スペシャルライブ”と題して、ファンから演奏してほしい曲を募集するなど他会場とは異なる特別な内容になることが告知されていた。
ライブはアップテンポなロックチューン「ゼロになって」からスタート。その後「SHOW」「10年20年」などを立て続けに披露し、会場の熱気もぐんぐんと高まっていく。ライブ中盤では竹森マサユキ(Vo)がアーティストを目指すきっかけとなったエピソードから生まれた曲「ヘイ・ジョージア」「18才」や、カラーボトルが結成された街、仙台への思いを歌った新曲「地元賛歌」などを熱唱。ラストに「情熱のうた」を熱く歌って本編が終了すると、アンコールを求める拍手とともに「情熱のうた」を口ずさむ声がだんだんと会場に広がっていき、ついには大合唱となった。
そしてアンコールでは、日本で唯一のプロの応援団「我武者羅應援團」がゲストとして登場。我武者羅應援團が「押忍! 辛いだろ、苦しいだろ、そりゃそうだ! だって本気で生きてんだから!」と熱いメッセージを叫び、カラーボトルとのコラボ曲「ファイター」を初披露した。今回のコラボはカラーボトルからの熱烈なラブコールで実現したもの。竹森が「たまたまテレビを見ていたときに知ったんですが、『なんだこの熱い人たちは!?』とすごく驚きました。カラーボトルも自称“日本一熱いロックバンド”として活動しているので、負けてられないなと思いました。だからこのステージではお互い熱い魂をぶつけ合いましょう!」と呼びかけると、それに我武者羅應援團は「望むところです! ロックバンドと応援団の共演をファンの皆さんの目に焼き付けましょう!」と返答し、その後2組の共演で「ひまわり」を熱唱した。ラストにはバンドを結成して初めて作った曲でありカラーボトルの原点とも言える「あぜ道」を披露し、ツアー最終公演の幕が下ろされた。
我武者羅應援團とのコラボ曲「ファイター」は1月16日発売のニューアルバム「生きる」に収録。テレビ東京系アニメ「遊戯王ZEAXL」のオープニング曲「魂ドライブ」や、映画「名無しの十字架」の主題歌として書き下ろされた新曲「やぁ、野良犬。」、鶴とのコラボ曲「モンスター」、橘いずみのカバー「太陽」、インディーズ時代の楽曲のセルフカバーなども収録される。
カラーボトル「生きる」収録曲
01. ロックンロールドッグ
02. ファイター / カラーボトルと我武者羅應援團
03. 太陽
04. やぁ、野良犬。
05. 魂ドライブ
06. 希望のバトン
07. 幻
08. アーミ・アミーコ!アーミ・アムージ!
09. モンスター / カラーボトルと鶴
10. 棘
11. 地元賛歌
12. あぜ道
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音楽ナタリー @natalie_mu
カラーボトル、ツアー最終日に我武者羅應援團コラボ初披露 http://t.co/Go49F6AN