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aiko、ドリ、Perfume、BAWDIES熱狂のテレ朝フェス2日目

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10月7日、テレビ朝日が主催するライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2012」の2日目となる公演が東京・国立代々木競技場第一体育館とSHIBUYA-AXにて行われた。

■国立代々木競技場第一体育館

この日の代々木会場は、さまざまなタイプの女性アーティストが登場。華やかな1日の始まりを飾ったのはPerfumeで、彼女たちは冒頭から「Spending all my time」「ポリリズム」「love the world」といったライブでのキラーチューンを投下する。あ~ちゃんは「昨日もだけど、今日も本当にドリームなフェスですよね! Perfumeが昔からお世話になっているカエラさんも出ていて、私が大好きで尊敬しているaikoさんも出ていて、個人的にもドリームなフェスです」と顔をほころばせる。さらに「ドリームな時間をこのあと続けていけるかは私たち次第ということで……荷が重い(笑)」と話しながらも、衣装の糸くずれが気になるということでステージ上にハサミを持ち込み、メンバー同士で切り合う、というマイペースなやり取りもあった。

2番手のAIは、相棒のDJ HIRAKATSUと男性ダンサーたちを交えアグレッシブなステージを展開。最新アルバム「INDEPENDENT」の収録曲を中心に、代表曲「Story」やヒット曲「ハピネス」も盛り込み、大勢の観客を惹きつけていく。AIの盛り上げ上手なMCや親しみやすいトークで、場内に大きな一体感が生まれた。

次の木村カエラ以降は、バンドセットによるパフォーマンス。カエラは往年のロックチューンや発売前のニューシングル「Sun shower」で勢いを作ったかと思えば、「北海道物産展行った人います? あんな魅力なものがあるのにこっちに来てくれてありがとう!」と笑顔を振りまく。後半はオーディエンスの顔をよく観ながら「リルラ リルハ」「Magic Music」「Butterfly」とハッピーな楽曲を連投した。

他のアーティストとはひと味違う、しっとりと落ち着いた魅力を放ったのはJUJU。彼女は「個人個人、心の中にいろんな思い出を浮かべながら内なる盛り上がりを作ってください」と話して、珠玉のバラードを歌い上げていく。終盤では、この時間を共に過ごしたオーディエンスに感謝の気持ちを込めて「ありがとう」「やさしさで溢れるように」といったハートフルなナンバーを披露した。

次にaikoのアクトがスタート。2曲目「ボーイフレンド」のイントロではオリジナル銀テープが噴射され、本人もそれと同時に花道に飛び出した。割れるようなファンの大歓声に囲まれながらも「死ぬほど緊張してます!」というaiko。そこで「19××年11月22日生まれAB型のさそり座、今年“28”になります、aikoです!(笑) 少しの時間ですけども、こうやって会ったのも何かの縁やん! なので一緒に楽しい時間を作りましょう」と丁寧に自己紹介した。

また、恒例の「男子! 女子! そうでない人!」コールでは、先に同じコールを行ったPerfumeに触れつつ「では……本家を!」と意気込む。加えて「あ~ちゃんが『Perfumeのライブでは“そうでない人”に男の人が(手を)挙げるんです! “そうでない人”は“そうでない人”が挙げてください!』って言うてた(笑)」とこぼれ話も披露した。その後ライブでは名バラード「えりあし」のほか、「be a master of life」「蝶々結び」「ずっと」「あなたと握手」などを含むスペシャルメドレーを披露。最後は「みんなでこの気持ちになれたらいいなと思います!」と「シアワセ」で締めくくった。

大トリのDREAMS COME TRUEは、事務所の後輩・FUZZY CONTROLやパフォーマンスチーム・S+AKSを含む大所帯のサポートバンドで登場。吉田美和(Vo)が「♪みんな元気~!?」と歌いながら登場すると大歓声が沸き起こり、そのままスローなアレンジの「LOVE LOVE LOVE」が始まった。吉田は「ドリフェス2012に出させてもらって、舞い上がってる! ここから1時間ぐらいはさ、“ドリフェスベイビーズ”ってことでいい? ガンガンいっちゃっていい?」と客席を煽り、ワンマンライブさながらの圧倒的なエンタテインメントショーを繰り広げた。アンコールの「何度でも」まで観客の興奮は冷めることなく、盛大な歓声と拍手、そして吉田の「ドリフェス2012本当にありがとう! 明日もがんばれー!!」という声で、2日目は大団円を迎えた。

■SHIBUYA-AX

ポップフィールドで活躍するアーティストたちが国立代々木競技場第一体育館でパフォーマンスを披露する一方、SHIBUYA-AXにはロック系のアーティストが5組集結。トップバッターを務めたHemenwayは、キャッチーなメロディと卓越したアンサンブルでぐいぐいとオーディエンスを惹きつける。しかし豪胆なサウンドから一転して、MCではIsaac(Vo, G)が「日本に来て初めてライブを観に来た会場がAXで、ここに立ててうれしいです」と初々しいトークを繰り広げていた。アメリカツアーから帰国したばかりという2番手のMAN WITH A MISSIONは「JAPAN最高! オ米最高!」というMCで観客を笑わせつつ、ライブ映えするハードなアッパーチューンを連投。海外ライブで培ったであろう、タフでダイナミックなステージでフロアを狂乱の渦へと巻き込んでいた。

ロックバンド揃いのラインナップの中で異彩を放っていたのは、3番手の→Pia-no-jaC←。カホンとピアノのみの小編成でありながら、アクロバティックなパフォーマンスとエンタテインメント性全開の演出にオーディエンスは驚いたり、笑ったりと大忙し。HIRO(Cajon)による「ドリームとかけまして、フェスティバルと解きます。その心はどちらも観ているだけじゃ面白くない!」というなぞかけも会場を大いに盛り上げていた。

全国ツアー真っ最中のNICO Touches the Wallsは、光村龍哉(Vo, G)が「いろんなタイプの曲を用意してきました!」と宣言したとおり、「手をたたけ」「風人」など起伏の激しいセットリストで初見の観客をも圧倒していく。さらに光村は数日前にAXでツアーの東京公演を行ったばかりであることを明かし、「不思議な気持ちです。でもまたここに立ててうれしい」とコメントした。そしてトリを務めたTHE BAWDIESは、フロア中をハッピーにするロックンロールショーを展開。ROY(Vo, B)のシャウトと独特のMCも冴え渡り、メンバーが一丸となってステージから放つ爆音のロックチューンの数々にオーディエンスは踊り狂う。アンコールまで熱狂的な盛り上がりは続き、5時間におよんだAXでのイベントは終幕した。

テレビ朝日ドリームフェスティバル2012
2012年10月7日(日)東京都 代々木競技場第一体育館 セットリスト

Perfume

01. Spending all my time
02. ポリリズム
03. love the world
04. スパイス
05. ねぇ
06. チョコレイト・ディスコ

AI

01. Wavin' Flag[Coca-Cola Celebration Mix ‒Version AI-]
02. INDEPENDENT WOMAN
03. DANCE TOGETHER
04. Story
05. One Love
06. Medley
07. ハピネス

木村カエラ

01. マミレル
02. TREE CLIMBERS
03. マスタッシュ
04. Sun shower
05. Circle
06. リルラ リルハ
07. Magic Music
08. Butterfly

JUJU

01. 素直になれたら
02. この夜を止めてよ
03. 明日がくるなら
04. ただいま
05. ありがとう
06. やさしさで溢れるように

aiko

01. 赤いランプ
02. ボーイフレンド
03. milk
04. えりあし
05. スペシャルメドレー
・be a master of life
・蝶々結び
・恋人同士
・ずっと
・雨踏むオーバーオール
・あなたと握手
06. シアワセ

DREAMS COME TRUE

01. LOVE LOVE LOVE
02. その先へ
03. 大阪LOVER
04. 愛して笑ってうれしくて涙して
05. MY TIME TO SHINE
06. 黒ドリパフォーマンス
07. この恋はハードボイルド
08. 連れてって連れてって
09. 愛がたどりつく場所
10. 想像を超える明日へ
11. 何度でも

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