ジェロの新作でSOIL & "PIMP" SESSIONSが演奏担当

デビュー曲「海雪」で大ブレイクを果たした黒人演歌歌手・ジェロが、演歌/歌謡曲のカバーアルバム「カバーズ」を6月25日にリリース。このアルバムにSOIL&"PIMP"SESSIONSが演奏を手がけた楽曲が収録される。

このアルバムには「キリンファイア カフェゼロ」のCMソングでもある佳山明生のカバー「氷雨」をはじめ、五木ひろしの「夜空」、鈴木一平の「水鏡」、鹿内孝の「本牧メルヘン」、チョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」、堺正章の「さらば恋人」といった名曲のカバーを収録。日本人顔負けの圧倒的な歌唱力とR&Bテイストを融合した独特なサウンドにより、演歌の概念を塗り替える内容に仕上がっている。

SOIL&"PIMP"SESSIONSが参加したのは「君恋し」のカバー。オリジナルは1928年に二村定一によりに歌われ大ヒットを記録し、1961年にはフランク永井によってカバーされてその年の日本レコード大賞グランプリに輝いている。デビュー前から交流があったジェロとソイルの2組が、今回のカバーでどのようなコラボを展開するのか興味深いところ。またこのほか、「釜山港へ帰れ」にはゲストとして元・MEGADEATHのマーティ・フリードマンが参加している。

初回限定盤はDVD付きの2枚組仕様。DVDには「海雪」のビデオクリップやメイキングシーン、「海雪」レコーディング映像、デビュー前に制作された幻の「ジェロ予告編」そしてSOIL&"PIMP"SESSIONSの前座として出演した日比谷野音での初ライブの模様など貴重映像が多数収められる。