佐藤竹善5年ぶりシングルは小山薫堂コラボの大学校歌

佐藤竹善（SING LIKE TALKING）が約5年ぶりのソロシングル「明日へ」を明日4月4日にリリースする。

この曲は、映画「おくりびと」で日本アカデミー賞脚本賞を受賞し、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科学科長も務める小山薫堂とコラボレートして、同大学の校歌として作られたもの。2009年4月に行われた東北芸術工科大学の入学式の式典にて徳山詳直理事長が「わが校にも校歌を！」と語り、式典に同席していた小山薫堂をその場で指名して曲作りを依頼したのがきっかけで制作された。

東北芸術工科大学には1991年の開校以来校歌がなく、突然の指名に小山は驚きながらも快諾。小山は「在校生でなくても誰にでも1つの楽曲として受け入れられるものを作りながら、卒業生には特にその歌詞の意味が響くようなものを作りたい」と考え、学生にも参加してもらえる校歌プロジェクトをスタートさせた。

作曲と歌唱を担当した佐藤竹善とのタッグについては、小山は「私のイメージとして、長く愛される曲で、スティーヴィー・ワンダーのようなものを作りたかった。そこで20年来の親友であり、そのイメージに近く、歌唱力抜群の竹善さんにお願いしました」と語っている。