SING LIKE TALKINGでの活動に加え、ソロ作品の発表やさまざまなアーティストのライブ、音楽作品への参加、音楽プロデューサーとしての活躍など、多岐にわたり音楽シーンに貢献してきた西村。所属事務所のユニバーサルミュージックアーティスツによると、彼は2021年に病を患って以来、4年以上にわたり闘病生活を送っていた。SING LIKE TALKINGのメンバーとして活動を続ける強い意志を持ち、35周年記念コンサートでの復活ステージなど、何度も奇跡的な回復を見せたが、病気の再発により次第に症状が悪化。最後までバンドメンバーとしてもう一度活動したいという強い思いを持ち、病との闘いを続けていたものの、帰らぬ人となった。
なお葬儀は遺族の意向により近親者のみで執り行われた。後日、関係者向けのお別れの会が開催される予定で、詳細は改めて発表される。SING LIKE TALKINGの佐藤竹善(Vo, G, Key)、藤田千章(Key, Syn)は連名でコメントを発表し、「西村くんとは、最期の最期まで、グループのコンサート・スケジュールや新曲の制作予定などを語り合い、励し合い、冗談を言い合い、笑い合って、決して希望を捨てることなく過ごして参りました」と振り返り、西村を愛してくれたファンや関係者への感謝を述べた。
リュウ=カスミ @ryukasmi
ご冥福をお祈りいたします。高校時代の親友に紹介で知ったSING LIKE TALKING、当時の自分には少し背伸びをした感覚でしたが、色あせることない楽曲の素晴らしさ、知ることができてよかったです。これからももちろん聴きます!
SING LIKE TALKINGのギタリスト・西村智彦が死去 https://t.co/9lYb4tSMtZ