TenTwenty初のビルボードライブ公演、満開の桜に彩られた特別な夜

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TenTwentyが4月7日に東京・ビルボードライブ東京、9日に大阪・ビルボードライブ大阪にてライブツアー「TenTwenty Billboard Live Tour 2026『NIGHTFLY』」を開催した。

「TenTwenty Billboard Live Tour 2026『NIGHTFLY』」東京公演の様子。(Photo by Tetsuya Yamakawa)

「TenTwenty Billboard Live Tour 2026『NIGHTFLY』」東京公演の様子。(Photo by Tetsuya Yamakawa)

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結成当初からの念願だったビルボードライブ公演

TenTwentyのビルボードライブでの公演はこのツアーが初。今回はサポートメンバーにBOBO(Dr)、伊澤一葉(Key / 東京事変、the HIATUS)、湯本淳希(Tp)を迎え、通常のライブとは異なるアレンジも盛り込んだビルボードライブならではのパフォーマンスが繰り広げられた。この記事では東京公演の21:00回の模様をレポートする。

ドレスアップした観客たちがそれぞれの席でフードやドリンクを楽しむ中で迎えた開演時刻。どことなく緊張感が漂うフロアの下手側からメンバー5人が姿を現し、ステージへと上がっていった。場内が暗転し、斎藤宏介(Vo, G)の「ビルボードライブ、『NIGHTFLY』へようこそ!」という言葉に続き、湯本が鳴らしたのは「LIFE IS MUSIC!!!!!」のイントロ。特別な夜の幕開けを告げる華やかな音色に、会場中が色めき立った。

「TenTwenty Billboard Live Tour 2026『NIGHTFLY』」東京公演の様子。(Photo by Tetsuya Yamakawa)

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スーツ姿の斎藤と須藤優(B)は観客との距離の近さも楽しんでいる様子を見せつつ、「No More」「シトラス」を軽快にパフォーマンス。斎藤は「結成当初ぐらいからやりたいと思っていた」とビルボードライブのステージに立つという念願を叶えたことを喜び、須藤は「皆さんおしゃれして、素敵ですね」とフロアの光景に目を細めた。

「演奏は大人に、心は無邪気に」貴重なカバーも

今回のライブは今年3月に終演したワンマンツアー「Abyss Red」の追加公演の会場を探す中で決まり「ビルボードならではのスペシャルなことをやったほうがいいんじゃないか」としてセッティングされたとのこと。須藤は同い年の湯本、大先輩にあたるBOBOと伊澤を「すごい布陣ですよね。いつもは同年代や歳下のメンバーですけど、今回は憧れのミュージシャンを迎えて」と紹介。斎藤は「気が早いですけど、またやろう(笑)。今日は演奏は大人に、心は無邪気にお届けしたいと思います」と意気込みをアピールした。

斎藤宏介(Vo, G / TenTwenty)(Photo by Tetsuya Yamakawa)

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須藤優(B / TenTwenty)(Photo by Tetsuya Yamakawa)

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伊澤が奏でる流麗なグランドピアノから始まったのは「スプレー」。湯本のミュートトランペットの音色がアンニュイなムードを高める。さらに須藤のウッドベースが楽曲に新たな温もりを与えた「White Song」、斎藤と須藤の2人きりで明け方の空気感を表現した「4:43 AM」「曙空をみつけて」と、中盤ではしっとりとしたナンバーが続いた。7曲目に披露されたのはaiko「カブトムシ」のカバー。斎藤は「今日は特別な夜なので」と言葉を添えて美しいメロディラインを響かせ、観客を魅了した。

このカバーを発案したという須藤は「グランドピアノもあるしね。(候補が)何曲かあったけど『カブトムシ』!ってゴリ押しして(笑)」と選曲の経緯を振り返り、斎藤も「誰が歌ってもいい曲になるよね」と楽曲の魅力をしみじみと語った。ライブ終盤は、BOBOのドラムを中心に「Abyss Red」ツアーよりも激しさを増したアレンジで披露された「マツリカは夜に咲く」、ミラーボールの光と荘厳なサウンドが共鳴した「So Many Stars」で再び加速。最後は「ハレ」で5人それぞれがソロを奏で、にぎにぎしく締めくくられた。

「TenTwenty Billboard Live Tour 2026『NIGHTFLY』」東京公演の様子。(Photo by Tetsuya Yamakawa)

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アンコールは桜をバックに

アンコールで須藤は今回のライブのためにウッドベースを購入したという裏話を披露し、斎藤から「おいくらでした?(笑)」と直球の質問を投げかけられる。「昨今はモノが高いでしょう、大変でしたよ……」と苦笑いではぐらかしつつ「こういう素敵な時間を共有できたので、買ってよかったなと」と充実した表情を見せた須藤に、斎藤も「元が取れるまで何回でもやりましょう」と同意した。

和やかな空気は、続いて披露された「まばたきの途中」で一変。5人が奏でるエモーショナルな音像に観客が聴き入っていると、2番のAメロではステージ後方のカーテンが開く。そしてビルボードライブ東京の名物の1つでもある六本木の夜景、さらに今が盛りの桜の木々が姿を現し、観客をさらなる感動に導いた。窓の外に目をやった斎藤が「最後にTenTwenty、ひと花咲かせて終わろうと思います」と紹介したラストナンバーは「うらら」。ハンドマイクを握った斎藤はステージを降り、客席を行き来しながら伸びやかなボーカルを届けて場内の一体感をピークへ導いた。

「TenTwenty Billboard Live Tour 2026『NIGHTFLY』」東京公演の様子。(Photo by Tetsuya Yamakawa)

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セットリスト

「TenTwenty Billboard Live Tour 2026『NIGHTFLY』」2026年4月7日 ビルボードライブ東京 2nd Stage

01. LIFE IS MUSIC!!!!!
02. No More
03. シトラス
04. スプレー
05. White Song
06. 4:43 AM~曙空をみつけて
07. カブトムシ(カバー)
08. マツリカは夜に咲く
09. So Many Stars
10. ハレ
<アンコール>
11. まばたきの途中
12. うらら

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