BTSが「ARIRANG」でカムバック!光化門に生まれた“小宇宙”「ARMYの皆さんとついに会えました」

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BTSが3月21日に韓国・ソウル 光化門(クァンファムン)広場にて、5thアルバム「ARIRANG」のカムバックステージ「BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG」を開催。約2万2000人の前でパフォーマンスを開催し、その模様がNetflixを通じて全世界に単独生中継された。

3年9カ月ぶりにステージにそろったBTSの7人。(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

3年9カ月ぶりにステージにそろったBTSの7人。(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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3年9カ月ぶりに集結

2022年12月のJinの入隊を皮切りに7名全員が兵役の義務を履行し、2025年6月にメンバー全員の除隊が完了したBTS。昨日3月20日には「ARIRANG」をリリースし、いよいよ3年9カ月ぶりに7人がステージにそろう日がやってきた。しかし、ライブの2日前、3月19日のリハーサル中にRMが足首を負傷。病院での精密検査の結果、舟状骨捻挫および部分靭帯断裂、距骨捻挫(靭帯損傷および炎症)と診断され、医師の「ギプス装着後、少なくとも2週間は動きを最小限に抑え、回復に専念すべき」という診断に従い、RMは動きを最小限に抑えてステージに挑むこととなった。

BTS (P)&(C)BIGHIT MUSIC

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今や世界的なアーティストとなったBTS。今回のアルバム「ARIRANG」は、彼らのアイデンティティの1つである“韓国発”という部分に着眼した作品となった。韓国の伝統的な民謡“アリラン”の旋律をサンプリングした「Body to Body」をはじめ、韓国の国宝第29号である聖徳大王神鐘の音を使用するなど、韓国らしさがちりばめられている。そもそも“アリラン”は別れや恋しさ、そして再び前へと進むことを歌う民謡。時代を越え、“第2の国歌”と呼ばれるほどに大衆の心に刻まれてきたアリランのように、このアルバムが時空を超えて多くの人々の心に届き長く記憶されることを願って、今作は「ARIRANG」と名付けられた。そういった背景もあり、韓国を代表する場所の1つである光化門広場が「ARIRANG」のカムバックステージの会場に選ばれた。

RM(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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ついに私たちはここに立ちました

光化門広場に集まった約2万2000人のARMY(BTSファンの呼称)の前に姿を現したBTS。RMが「アンニョン、SEOUL!! We're back!」と高らかに告げると、7人は「ARIRANG」の1曲目「Body to Body」を披露し、カムバックステージの幕開けを飾った。彼らはオルタナティブヒップホップ「Hooligan」やミニマルなトラップナンバー「2.0」といった「ARIRANG」の収録曲で最新のモードを見せたかと思えば、コロナ禍の2021年にリリースされた「Butter」やライブアンセムの1つである「MIC Drop」といった楽曲もパフォーマンス。ヒットナンバーの連続に会場は爆発的な盛り上がりを見せ、ARMYの熱い声援が響き渡った。

Jinは「僕たちがグループで集まったのは数年前。釜山のコンサートで『僕たちを待っていてほしい』と伝えたことが、今でも鮮明に記憶に残っています。この場所に立つまでは不安も多かったんです。こうして皆さんに直接お会いすることができて本当に幸せです」、Jiminは「ARMYの皆さんとついに会えました。7人でまたこのように皆さんと会えてとても幸せです」と7人でARMYと再会できた喜びを語る。RMは「ここ、そしてNetflixを通じて一緒にいてくれてありがとうございます。本当に長い旅でしたが、ついに私たちはここに立ちました」と力強く英語で述べた。

Jin(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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音楽を奏で続け、一緒に泳ぎ続ける

その後、BTSはSUGAのラップで始まるヒップホップR&B「Aliens」やJPEGMAFIAらが制作に参加したハイパージャージークラブ「FYA」といった「ARIRANG」の中でも重厚感のある楽曲を立て続けに披露。BTSらしい自由でパワフルなステージングでARMYを熱く盛り上げた。

「皆さん、楽しいですか? 僕たちも楽しいです。新曲を皆さんの前で初めて披露するので、少し緊張もしますが、とても楽しくて、新鮮な気分です」と語るJung Kook。その一方でSUGAは「僕たちがしばらく立ち止まらなければならなかった時間、僕たちが最後まで守るべきものは何か、また変化すべきものは何かについて、本当にたくさん悩みました。今でも確信は持てないし、不安もありますが、そうした感情さえもすべて僕たちの感情、僕たちの姿なのだと思っています」と、兵役により歩みを止めていた期間を回顧。RMは「どのような選択をすべきか、どのようなアーティストであるべきか自分自身に問い続けました。答えは外にはなく、自分の中にあったんです。だから自分の心の声に耳を傾けて、悩みや不安までもを隠さずに詰め込むこと。それが今回のアルバムでやりたかったことでした」と「ARIRANG」に込めたメッセージを明かした。

Jung Kook(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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V(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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Vは「僕たちができることは、できるだけ立ち止まらず、音楽を奏で続けて、ARMYの皆さんにいい姿を見せ続けること。それが僕たちのやり方だと思っています。皆さんにとってこの歌が少しでも慰めと力になれば」と語り、「ARIRANG」のタイトル曲で、人生という荒波の中でも立ち止まることなく、泳ぎ進み続ける姿勢を歌い上げる「SWIM」へとつなぐ。波打つ水面がステージやセットに投影される中、7人の歌声に合わせて客席からは「SWIM SWIM」というシンガロングが巻き起こり、リリースから1日しか経っていないにもかかわらず、統率の取れたARMYの歌声が光化門広場に響いた。

ここからは7色の歌声のハーモニーで魅せる「Like Animals」、語りかけるようなシンギングラップが特徴の「NORMAL」と、等身大の彼らの姿を映し出した楽曲が続いていく。BTSらしい切なく美しいメロディにARMYはうっとりと酔いしれ、ARMY BOMB(ペンライト)の光が会場中で大きく揺れた。

SUGA(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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j-hope(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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Jimin(BTS)(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

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光化門広場に広がる小宇宙

j-hopeは「BTSの“2.0”は今夜始まったばかりです。私たちを待っていてくれてありがとう」と英語で述べ、Jung kookは「私たちはあなたといる限りいい音楽を作り続けます」と力強く宣言。RMは「何があっても“KEEP SWIMMING”することを約束します。今日は始まりに過ぎません。ARMY、愛しているよ」と「SWIM」の歌詞を引用しながらARMYと新たな約束を結ぶ。そしてBTSは世界的なヒットナンバー「Dynamite」を軽快に披露。曲が終わると、RM以外の6人が颯爽とステージを去ろうとし、RMが呼び止める。再び7人がステージにそろうと、彼らはこれまでもBTSのライブのエンディングを飾ってきた「Mikrokosmos」を歌唱。7人は客席で揺れるARMY BOMBによって作り上げられた“小宇宙”の中でARMYの歌声に包まれた。

「BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG」の様子。(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix

「BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG」の様子。(P)&(C)BIGHIT MUSIC / Netflix [高画質で見る]

BTSは7年ぶりのワールドツアー「BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'」を4月より開催。日本では4月17、18日に東京・東京ドーム公演が予定されており、4月11日の韓国・高陽総合運動場公演と東京ドーム公演の模様は全国の映画館にてライブビューイングも行われる。

セットリスト

BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG 2026年3月21日 韓国ソウル 光化門広場

01. Body To Body
02. Hooligan
03. 2.0
04. Butter
05. MIC Drop
06. Aliens
07. FYA
08. SWIM
09. Like Animals
10. NORMAL
11. Dynamite
<アンコール>
11. Mikrokosmos

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音楽ナタリー @natalie_mu

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BTSが「ARIRANG」でカムバック!
光化門に生まれた“小宇宙”💜💫
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「ARMYの皆さんとついに会えました」
「BTSの“2.0”は今夜始まったばかり」

#BTSLiveonNetflix #BTS_ARIRANG https://t.co/6ruj2OWQzn

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