MONO NO AWARE「かむかもしかもにどもかも!(imai remix)」MVがAIの国際クリエイティブアワード受賞

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MONO NO AWAREのミュージックビデオ「かむかもしかもにどもかも!(imai remix)」が、世界のAIクリエイティブを表彰する国際アワード「AICA 2025」においてAICA賞に選出された。

MONO NO AWARE

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「AICA」は、一般社団法人AICAが今年新たに創設・主催した国際クリエイティブアワード。ジャンルを問わずAIによって新しい発想や社会的インパクトを生み出したプロジェクトを対象にAICA自ら世界中のAIクリエイティブをリサーチし、クリエイターや研究者らが審査を行った。

「AICA 2025」授賞式の様子。

「AICA 2025」授賞式の様子。 [高画質で見る]

原曲の「かむかもしかもにどもかも!」は、2019年10月11月にNHK「みんなのうた」で放送された、早口言葉を題材にしたラップソング。同曲をimai(group_inou)がリミックスしたバージョンが2024年7月にリリースされ、合わせて映像作家の橋本麦が監督・開発・アニメーションを担当したMVも公開された。このMVの制作に際し橋本は、文字符号化の歴史を調査し、AIアーティストであり研究者の徳井直生の助力のもと、専用のアニメーション制作ソフトウェア「Unim」を開発。形や意味の似通った文字を14万字ものUnicodeテーブルから1つひとつ拾い集めてアニメーションを作成し、ペンプロッターと手描きを併用したコマ撮りとして再構成した。

MONO NO AWARE「かむかもしかもにどもかも!(imai remix)」配信ジャケット

MONO NO AWARE「かむかもしかもにどもかも!(imai remix)」配信ジャケット [高画質で見る]

本作に対する審査評として「AIを使って映像を生成するのではなくAIによって抽出されたデータを映像制作のガイドとして用い、アウトプットは完全に人が制御する姿勢が、AI時代の映像表現のあり方の一方向性を示している」とコメントされている。

なおAICA賞には同作を含む23作品が選ばれた。グランプリは、人間のダンサーと仮想のパートナーを融合させる「ヒューマン-AI協働ダンス(Human-AI co-dancing)」を紹介する映像作品「Cyber Subin: Evolving Cultural Heritage through Human-AI Co-dancing」が受賞した。

MONO NO AWARE "かむかもしかもにどもかも!(imai remix)" OFFICIAL MUSIC VIDEO

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imai @et_imai

すごいプロジェクトに関われて光栄です🙏 https://t.co/50fGIVQaEp

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