韓国発のガールズグループ・
iiiは従来の姿が仮想世界のAIで、地下鉄という媒介を利用して現実世界に移行したのが“実物メンバー”という特殊なコンセプトを持つガールズグループ。現実世界のiiiは韓国出身のスビン、テリ、ウンギ、フラン、タイ出身のナムキング、日本出身のハナの6人からなり、スビンとフランはサバイバルオーディション番組「UNIVERSE TICKET」に出演していた経歴を持つ。2023年11月にプレデビュー曲「Forbidden Midnight」を発表。2024年12月には2曲目のオリジナルソング「Let's Make a Fire」を、今年8月には正式なデビューシングル「RE:AL iii」をリリースした。
噴水広場のステージ後方に設置されたスクリーンに、仮想世界から現実へと移行するメンバーの映像が流れると、ステージには“実物メンバー”のiiiが。エドヴァルド・グリーグ「山の魔王の宮殿にて」を引用した不穏なイントロを合図に、6人はプレデビュー曲「Forbidden Midnight」を日本語入りの“Tokyo Night ver.”で披露した。熱心なファンから通りすがりの買い物客まで多くの人が見守る中、「こんばんは! 私たち、iiiです!」と挨拶したiiiは、1人ひとり元気に自己紹介。テリは「こんなに大きなステージで、皆さんにお会いできて幸せ」と日本での初ステージが実現した喜びを噛み締め、兵庫出身のハナは彼女の“凱旋公演”を楽しみに地元神戸の友達が駆けつけてくれたことを明かした。
巧みなフォーメーションで切れ味鋭いダンスパフォーマンスを見せた「Forbidden Midnight」から一転、2曲目の「Let's Make a Fire」ではメンバーが横1列に並んでじっくりと歌声を届ける。最後はデビューシングル「RE:AL iii」に収録されたシティポップテイストのダンスナンバー「Guilty」が披露され、6人のキュートな歌声が噴水広場の吹き抜けに響き渡った。
「今後日本でやってみたいことは?」という質問に対するメンバーの回答は「全国いろんな都道府県に行ってライブをしたい」と「日本のコスメブランドのイメージモデルになりたい」の2つ。ハナは「日本でも韓国でもたくさん活動できるように一生懸命がんばりたいと思っているので、ぜひたくさんの応援をよろしくお願いします!」とアピールした。ライブを終えた6人はその場でサイン会を行い、日本のファンとの交流を楽しんだ。
iii 'Forbidden Midnight (Real ver.)' M/V
iii 'Forbidden Midnight (Tokyo Night ver.)' Live Clip
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