和田彩花のLOLOET新曲は「女性の休日」から着想、標高1500mで30分セッションした映像公開

LOLOETの新曲「La fête（祝祭）」が本日12月10日に配信リリースされた。

「La fête（祝祭）」は1月14日に配信リリースされる1stアルバム「環響音」の収録曲。軽快なビートとドリーミーな音像が心地よい、LOLOETの楽曲の中でも最も開かれたアンビエントポップだ。1975年から不定期で実施される、アイスランドの女性が仕事や家事を休むというムーブメント「女性の休日」をモチーフに、自分らしさを見つめ直すメッセージが込められている。和田彩花（Vo）は「日常の役割から解放されて、手と手とりあい、音に乗って、心を解放することをお手伝いする曲」「たくさん踊ってほしいです」とコメントしている。

アルバム「環響音」は既発曲の「SŒUR（妹）」「ELLE（エル）」を含む計12曲が収録され、ミニマルなビートやダブ、フォーキーな音像が渾然一体となって鳴らされる。和田はフランス・パリへの留学経験や大学院で学んだ美術からの影響を背景にしつつ、フェミニズム、差別、争いといったテーマへの問題意識を含むメッセージをつづっている。なおアルバムは2月11日に音楽レーベル・タフビーツよりアナログ盤でもリリースされる。

またYouTubeでは30分以上におよぶ屋外ライブセッション映像が公開された。「環響音」の収録曲「La fête（祝祭）」「Le vent（風）」「Forêt（森）」「ELLE（エル）」とアンビエントセッションからなるこの映像は、長野県高山村の山田牧場にて撮影および録音された映像と音源で構成されている。音響はNancy、ディレクターはドキュメンタリー作家の横山真哉が担当。標高1500mの自然の中で一発撮りが行われた。

LOLOETは和田がパリ留学中に即興音楽や実験音楽に出会い、より自由な音楽表現を実現するために劔樹人（B / ex. あらかじめ決められた恋人たちへ）ら東京のミュージシャンたちと2023年に結成したオルタナティブアンビエントバンド。2月27日には東京・WWWにてLOLOET初のワンマンライブ「うめ かおる ころ」が行われる。このライブには30歳以下は半額、学生は無料で入場することができる。

和田彩花（Vo）コメント

［La fête（祝祭）］は、日常の役割から解放されて、手と手とりあい、音に乗って、心を解放することをお手伝いする曲です。この曲でたくさん踊ってほしいです。
ライブセッションの動画は、じっくり変化していく空、天気と音の重なりを楽しんで欲しいです。

LOLOET「環響音」収録曲

01. Recitation-place（場）
02. Le vent（風）
03. La fête（祝祭）
04. Slogan（スローガン）
05. SŒUR（妹）
06. Le poisson（魚）
07. les yeux（目）
08. Le matin（朝）
09. Forêt（森）
10. encore（永）
11. ELLE（エル）
12. almond（アーモンド）

公演情報

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