アイナ・ジ・エンドの“革命”はこれからも続く、「GQ MEN OF THE YEAR」受賞式に出席

2025年12月2日 16:25 13 2 音楽ナタリー編集部

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アイナ・ジ・エンドが、本日12月2日に東京都内にて開催された雑誌「GQ JAPAN」によるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2025」の個別フォトコールに出席した。

アイナ・ジ・エンドとは？

2015年から2023年まで“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバーとして活躍。2021年に1stソロアルバム「THE END」を発表し、本格的にソロ活動を開始する。2022年に日本初上演となるブロードウェイミュージカル「ジャニス」で主演のジャニス・ジョプリン役を務め、2023年に岩井俊二監督による映画「キリエのうた」で映画初主演を務めた。2024年1月に東京・LINE CUBE SHIBUYA（渋谷公会堂）でBiSH解散後初のワンマンライブ「BACK TO THE（END）SHOW」を行い、3月からはワンマンツアー「Grow The Sunset」を実施。9月には東京・日本武道館で単独公演「ENDROLL」を成功させた。同年11月に3rdソロアルバム「RUBY POP」をリリース。2025年1月から全国8都市を巡るツアー「ハリネズミスマイル」を開催した。同年3月末をもって音楽事務所WACKを卒業し、4月からエイベックス・ミュージック・クリエイティヴ所属アーティストとして活動することとなった

アイナ・ジ・エンド

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「GQ MEN OF THE YEAR」は、「GQ JAPAN」がジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍を見せた人々を称えるアワード。アイナは、アニメ「ダンダダン」の主題歌「革命道中 - On The Way」の世界的ヒットや、唯一無二の表現力でソロアーティストとしての飛躍を遂げたことが評価され、「ブレイクスルー・アーティスト賞」を受賞した。

「ファッションって楽しい」と思えたきっかけ

シックなロングドレスをまとい、トロフィーを受け取ったアイナ。受賞の喜びを語る中で、「グループを8年やっていたんですけど、ファッションに全然自信がないときにソロで『GQ JAPAN』さんの表紙を飾らせていただいた経験があります。そのとき『ファッションってこんなに楽しいんだ』と思えて」と過去の「GQ JAPAN」表紙撮影を振り返りつつ、「またこうやってお世話になる機会ができてうれしいです」とはにかんだ。

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ファンは家族と同じくらい大切

2025年の活動について問われると、「アイナ・ジ・エンドとしては10周年、ソロ一本になってからは2年目の、まだ新人のような気持ちです」と謙虚に語る。続けて「いろんなことがありましたが、ファンの方は家族と同じくらい大切なんだなと気づきました。ただ、それを今まで伝えられていたかなと不安にもなって。ツアー中に『ファンの人と一緒に作るライブ』を行うことを意識したらすごく成長できたので、感謝の1年になったと思います」と充実した表情で総括した。

自分自身も“革命の道中”

世界的なヒットを記録している楽曲「革命道中 - On The Way」にも言及。「自分自身がまさに“革命の道中”にいるなと思っています」と切り出し、「歌詞を紡ぎ始めたときの気持ちは今でも覚えているんですが、本当に革命を起こしたいっていうときは1人じゃ全くできなくて、目の前にいる大切な人を守るためにがんばると、よりがんばれる。そういう気持ちを込めました」と楽曲に込めた思いを語る。楽曲の反響の大きさへの感謝も口にしつつ、「何よりもアニメの面白さのおかげでこういった景色を見させていただいているなと、本当に感謝です」と締めくくった。

最後に司会者から「まだ革命は続いていきますか？」と問われると、アイナは「はい」とまっすぐに返答。会場を見渡し、力強い笑顔を見せた。