ドラマ「仮面の忍者 赤影」織田信長役にEXILE TAKAHIRO!役作りで広背筋を鍛える

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佐藤大樹EXILEFANTASTICS)が主演を務めるドラマ「仮面の忍者 赤影」が明日10月26日にテレビ朝日で放送スタート。初回放送を前に行われた取材会に主演の佐藤をはじめ、木村慧人(FANTASTICS)、加藤諒、そして新キャストのEXILE TAKAHIROが登壇した。

左から怪獣・千年蟇、TAKAHIRO、佐藤大樹、木村慧人、加藤諒。

左から怪獣・千年蟇、TAKAHIRO、佐藤大樹、木村慧人、加藤諒。

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三池監督はいい香り

「仮面の忍者 赤影」は、「鉄人28号」「三国志」「魔法使いサリー」などで知られるマンガ家・横山光輝による忍者漫画。特撮ヒーローシリーズの元祖と言える本作が、このたび三池崇史の監督により、令和のヒーロー時代劇として生まれ変わる。赤い仮面がトレードマークの忍者・赤影を佐藤、赤影とともに影で暗躍するバディ・青影を木村、2人の良き兄貴分・白影を加藤が演じる。そしてTAKAHIROが扮するのは、暴虐な振る舞いで恐れられる天下人・織田信長。これが初お披露目となったTAKAHIROは「話してはいけない内容がたくさんあり……それを確認すればするほど、話しそうになります」と会場の笑いを誘った。

今作で総監督を務める三池の印象を問われ、佐藤は「最初は怖い方なのかなという印象でしたが、実は明るくてチャーミング。そのおかげで、笑いの絶えない現場になっています」と現場の様子を明かす。そして木村は「三池さんは、とてもいい香りがするんです!」と暴露。加藤は「白影が大凧に乗るシーンで『もっと高く、高く』とニコニコしながら言うんです……たまに、ドSが発動されます」と笑いながら語った。

それぞれの役作りは

忍者が題材だけに、現場ではワイヤーアクションといったハードなアクションが要求されるという。佐藤は「ずっとジムに通っています。体を常に動かして、状態を良くしたくて欠かさず筋トレを続けています」と語る。一方で、現在撮影が行われている京都・東映撮影所にある高倉健が寄贈したジムをTAKAHIROが使い倒しているというタレコミも。ジムにいる時間が楽屋にいる時間よりも多いというTAKAHIROは「たくさんの高倉さんのポスターに見守られながら、トレーニングをしています。織田信長は“背中で語る”存在なので、広背筋を中心に鍛えています」と役作りを明かした。

左からTAKAHIRO、佐藤大樹、木村慧人、加藤諒。

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事務所の大先輩でもあるTAKAHIROとの共演の感想を聞かれた佐藤は「大好きなんです!」と告白。「僕が初めてゴールデンのドラマに出させていただいたのがTAKAHIROさんの主演作だったのですが、当時は付いていくのがやっとで、クランクアップの日に思わず泣いてしまったんです。改めて10年ほど経ち、ご一緒させてもらえるのは本当にうれしいです」と共演の喜びをあらわにする。それに対し、TAKAHIROは「その割には、話しかけてくれないよね? ご飯にも行きましたが、僕から誘いましたし……」と吐露しつつ、「そういうところも踏まえて、頼もしい座長です!」と後輩の佐藤をフォローした。

「だいじょーぶ」の出来は?

約60年前の特撮時代劇「仮面の忍者 赤影」で青影が披露し、当時の子供たちの間で大ブームとなった「だいじょーぶ」のポーズ。今回その大役を担う木村は「令和に僕がやることによって、いろいろな世代の方に見ていただければと思い、心を込めてやっています。過去作を観て、僕なりにやり方をしっかりと研究しました」と意気込みを語る。第1話を観た佐藤は「本当に面白かったです! 3回連続で観てしまいました。“三池マジック”が随所にちりばめられていて、まさに“令和の赤影”が誕生したんだと噛み締めています」と胸を張った。

さらには今回の撮影で、佐藤から現場への差し入れとしてTシャツ400枚が寄贈されたというエピソードも。佐藤は「座長として、チームワークを生む何かが欲しいと思ったときに、Tシャツを思いつきました。暑い夏の撮影もこれを着て乗り切ろうということで作らせていただきました!」と熱い思いを語り、TAKAHIROは「これが(LDHの創業者)HIROさんイズムなんです」とコメントした。

左からTAKAHIRO、佐藤大樹。

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6年ぶり2度目、TAKAHIROの“織田信長像”

2019年公開の映画「3人の信長」でも信長役を演じ、これが6年ぶり2度目の信長役となるTAKAHIRO。自身が思う“織田信長像”について聞かれると、「追求すればするほど深みがある。狂気的な部分の裏側に、平和を願う優しさもあります。まだまだつかみ切れていないところもありますがワンシーン、ワンシーンを大事に演じさせていただいています」と襟を正した。そして、過去作を観て参考にした部分を問われた佐藤は「過去作には仮面を取るシーンはなかったのですが、今回はありますので、その使い分けは意識しました。また、今回の赤影は人見知りで、心の声で表現する場面も多いので、リスペクトしながらも、もっと赤影の人間味を出せれば」と語った。さらに、TAKAHIROから見た“忍たち”の印象については「寡黙な赤影とよくしゃべる青影の、役柄とプライベートとのギャップが面白いんです。普段は、大樹がよくしゃべって、それを黙って聞いている慧人がいてといった感じなので」と明かした。

そして最後に、佐藤は「当時、『赤影』を観られていた世代の方も、若い世代の方も楽しめる作品になっていると思っています。キャラの個性が強く、毎話、予想ができない展開も待っていますので、飽きさせません。日本の皆さんのみならず、海外の皆さんにもこの『赤影』を届けられるように、魂を込めています!」とコメントし取材会を締めくくった。

左から怪獣・千年蟇、TAKAHIRO、佐藤大樹、木村慧人、加藤諒。

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「仮面の忍者 赤影」の番組情報

放送日時

テレビ朝日 2025年10月26日(日)スタート 毎週日曜 24:10~24:40(一部地域を除く)

※関東ローカル

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