鈴木愛理が映画単独初主演、「ただいまって言える場所」で自立できない中学教師に

6

86

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 27 57
  • 2 シェア

鈴木愛理が主演を務める映画「ただいまって言える場所」が2026年1月23日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

鈴木愛理とは?

2002年、8歳のときに約3万名の中からハロー!プロジェクト・キッズに選ばれる。2003年にハロー!プロジェクト内のユニット、「あぁ!」のメンバーとしてCDデビュー。2005年6月に℃-uteを結成する。2007年より℃-uteと並行してBuono!としても活動開始。圧倒的なパフォーマンス力で人気を集め、女性ファッション誌のモデルとしても活躍中。2017年5月に神奈川・横浜アリーナで行われたライブ「Buono! ライブ 2017 ~Pienezza!~」をもってBuono!の活動が終了。その後2017年6月に埼玉・さいたまスーパーアリーナで℃-uteのラストコンサートが開催され、約12年におよぶグループ活動に幕を閉じた。℃-ute解散公演をもってハロー!プロジェクトを卒業し、2018年3月にソロ活動をスタート。同年6月に初のソロアルバム「Do me a favor」をリリースし、7月9日は東京・日本武道館でワンマンライブ「鈴木愛理 1st LIVE ~Do me a favor @日本武道館~」を開催した。2019年12月に2ndアルバム「i」、2022年2月に3rdアルバム「26/27」を発表。また2020年4月には鈴木雅之とのコラボレーションでテレビアニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~」のオープニング主題歌「DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理」を歌った。2022年6月には同アニメの続編「かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-」のエンディング主題歌「ハートはお手上げ」をニューシングルとしてリリースした。8月にはアニメソングイベント「Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-」への出演が決定している。2024年3月に通算4枚目のオリジナルアルバム「28/29」をリリース。

「ただいまって言える場所」ティザービジュアル ©2026ほつい

「ただいまって言える場所」ティザービジュアル ©2026ほつい [拡大]

「ただいまって言える場所」は親元を離れられないまま教師を続ける“子供部屋おばさん”と、表向きは優等生ながらも学校に通えない不登校少女がSNSを通じてつながり、自分の居場所を探していく姿を描いたヒューマンドラマ。監督は塚本連平が務め、音楽はharuka nakamuraが手がける。

映画単独初主演となる鈴木が演じるのは、親から自立できず、心に葛藤を抱えながら生徒に向き合う中学教師・朝井えりこ。不登校少女・千花に川口真奈、えりこの母・百合子に大塚寧々、千花の母・円香に伊藤歩が扮する。ティザービジュアルではそれぞれの思いを胸に“前を向く”2組の母娘の姿を通じて、家族の絆や誰かに支えられる温かさが表現されている。

初めて台本を読んだ際に「お母さんへの感謝が止まらず、号泣」してしまったという鈴木。彼女は本作について「受け取ってくださった皆様が、大切な誰かに『ありがとう』と『ただいま』を伝えたくなるような時間になると嬉しいです」とコメントしている。

鈴木愛理 コメント

今作で私が演じるのは、過去に負った心の傷から引きこもった経験を持ちながらも、現在は学校の先生として奮闘している女性です。
自分が受け持つクラスでも、さまざまな要因から子どもたちが傷つく出来事が起こり、その対応に加え、保護者からの強い要求にも教師として苦心することになります。
平成と令和における不登校の理由の違い、それに付随する家庭環境の違い等が色濃く表れているなと思う中で、どんな形であれ「ただいま」と言える場所があることは、いつだって人の心を支えているのだと感じる作品でした。
テーマ的には考えさせられる部分も多いですが、クスッと笑えたり、温かい気持ちに触れて涙が出たり、そんな一面も持つ作品です。私は初めて台本を読んだ時、お母さんへの感謝が止まらず、号泣してしまいました。
塚本監督が作り出してくださる温かい空気の中で生み出された、丁寧で繊細な物語。
受け取ってくださった皆様が、大切な誰かに「ありがとう」と「ただいま」を伝えたくなるような時間になると嬉しいです。ぜひ劇場でご覧ください。

川口真奈 コメント

私が演じた千花は真面目で頑張り屋なのに、周りを気にしすぎてしまい、
日々の生活を心から楽しめていないように感じます。
私自身友達は多い方で話すのは好きなのですが、
顔色を伺ったり、盛り上げなきゃって無理したりする時もあるので、
千花の心に共感出来ました!
また、千花は辛いときほど大切な人に当たって傷つけてしまいますが、
私も中学3年生の時、進路のことで母とぶつかり、なかなか謝れず
何度もすれ違ってしまって、お互い辛い思いをした経験があります。
勇気を出してまっすぐ向き合うこと、
それが千花にとって必要なことだったんじゃないかなと思いました。
エリーナとのやりとりを通して自分の本当の気持ちに気づき、
色々な葛藤を乗り越える千花の成長を感じて貰えたら嬉しいです。

千花の母・円香役の伊藤歩の印象

伊藤歩さんはとても穏やかで優しい方でした。
激しく衝突するシーンで「私のことは気にせず思いっきりやっていいからね」
との言葉をかけていただいたおかげで、全力でお芝居が出来ました。

えりこ役・鈴木愛理の印象

鈴木愛理さんとは共演シーンが少なかった分、
同じ現場の日は沢山話しかけていただき色々なお話しが出来ました。
笑顔がとても素敵で、愛理さんの周りの空気はいつも温かかったです!

大塚寧々 コメント

子供が悩んでいる時、辛そうな時、壁にぶち当たっている時
親は代わってあげたくても、代わる事も出来ず見守るしかない。
子供が大人と呼ばれる年齢になっても、きっと幾つになっても
親は子の心配をするのだろう。
私が演じさせていただいた朝井百合子という女性は子供を見守りながらも
心配な気持ちをあまり表面に出さず、時に毒舌だったり冗談を言ったりしながら
明るく振る舞うしっかりした母です。
彼女の強さは、とても尊敬出来、私自身学ぶ事も多かったです。
急がず、慌てず見守りながら、時には子供の背中をそっと押す。
子供だけでなく、この映画の登場人物がそれぞれ悩みながら、恐れを感じながらも
勇気を持って扉を開けて行く姿が、とても愛しいです。

伊藤歩 コメント

責任感が強く仕事熱心なあまり、家庭と仕事の両立が上手くできず、
娘や夫に負担をかけている事にも気付けない、
とても不器用な母親を演じさせていただきました。
それでも娘には毎日を笑顔でいて欲しくて、躓き傷つかないように、
目の前に落ちている石ころをすべて排除して、大切にし過ぎてしまう。
1番近い存在だからこそ、愛し方、愛の受け取り方を見失ってしまった母と娘。
2組の母娘がどのように再生してゆくのか、
是非劇場で見届けていただけたら嬉しいです。

塚本連平監督 コメント

“子供部屋おばさん”の中学教師。その教え子は“不登校”
2人は知らない内にSNSでつながり、教師と生徒の関係では分からなかったお互いの“心”にふれ合います。この物語は“扉を開く”物語です。
自分らしい自分は勿論大切です。でも、変わりたい自分があるのなら、
勇気を出して扉を開かなければなりません。
この映画が、観た方のちょっとした勇気、少しづつでも前に進む力になれたら幸いです。
鈴木愛理さんのコロコロと変化する表情と、楽しく熱い素敵な演技。川口真奈さんの力強い演技。2人を取り巻くみんなの人間力溢れる演技。
是非劇場でお楽しみください。

この記事の画像(全1件)

読者の反応

  • 6

NEMO @mtokj307

鈴木愛理が映画単独初主演、「ただいまって言える場所」で自立できない中学教師に(コメントあり) https://t.co/Sd2xjyI776

コメントを読む(6件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 鈴木愛理 / 塚本連平 / 川口真奈 / 大塚寧々 / 伊藤歩 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。