待望の日本デビュー
ILLITは韓国出身メンバーYUNAH(ユナ)、MINJU(ミンジュ)、WONHEE(ウォンヒ)と日本出身メンバーMOKA(モカ)、IROHA(イロハ)からなる、HYBE傘下レーベル・BELIFT LAB所属のガールグループ。自主的で積極的な意志という意味の“I WILL”と、特別な何か“IT”を合わせて命名されたILLITというグループ名には、「何でもできて、何にでもなれる潜在力と期待感」という意味が込められている。
2024年3月に1stミニアルバム「SUPER REAL ME」でデビューしたILLIT。同作のリード曲「Magnetic」は、SpotifyにてK-POPの女性グループのデビュー曲史上最速で累計再生数1億回を突破し、米ビルボードメインソングチャート「HOT100」にK-POPグループのデビュー曲として初めてランクインするなど数々の記録を打ち立てた。そんなセンセーショナルなデビューからおよそ1年半の時を経て、本日、日本1stシングル「時よ止まれ」を配信して待望の日本デビュー。なお本シングルのCDは9月3日に発売される。
2人は優しかったけど……
日本デビュー日を迎えたことについて、MINJUは「昨年から日本で活動させていただいていたのですが、これから日本のGLLIT(ILLITファンの呼称)の皆さんともっと仲よくなれそうでうれしいです」とにっこり。IROHAは「特に私とMOKAさんは日本出身なので、出身地でこうやってデビュー作をリリースできてうれしいです」と喜びを語った。
表題曲「時よ止まれ」のミュージックビデオ撮影に関する話題に及ぶと、MINJUは「みんなで雨に降られながら遊ぶシーンを撮ったときは、青春映画でしか感じられないような感覚でした」と韓国語でコメント。通訳が日本語に訳す間には客席の上手、中央、下手へと各ブロックに向けてファンサービスを繰り広げ、旺盛なサービス精神で観客を沸かせた。
日本語での歌唱について、WONHEEは「発音が難しい部分がありましたが、MOKAさん、IROHAさんに教えてもらいながらがんばりました!」と笑顔でコメントする。司会の古家正亨から、2人の日本語の教え方について感想を求められると「優しかったんですけど、間違った日本語を教えられたりもしてちょっと混乱しました!」と暴露。MOKAが首を傾げてとぼけると、WONHEEがすかさず反応するなど、ほほえましいやり取りも繰り広げられた。
有名なもの全部食べたい
9月3、4日にグループ初の日本単独公演「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」の大阪公演を開催するILLIT。公演の意気込みを尋ねられたWONHEEは「とっても楽しみです。新しいステージも用意しているので、ぜひ楽しみにしていてください」と、“新しいステージ”の存在を示唆してGLLITの期待感を高めた。なおこれに関連して、「食べてみたい大阪名物」について話題が及ぶと彼女は「有名なもの全部!」と即答して会場を笑わせた。
今後やってみたい日本活動について尋ねられると、YUNAHは「番組でグルメツアーをしてみたいです」と語り、電話のジェスチャーで“関係者”にアピール。IROHAは「もっと大きな会場、ドームでライブをするのが夢です」と瞳を輝かせた。
ケアベアも駆けつけた
ショーケースの最後には、メンバーがそれぞれGLLITに向けて思いを伝えた。MOKAは「日本の活動もたくさんできると思うので、これからもILLITの成長を見守っていただけるとうれしいです」、IROHAは「たくさん会いに行きます!」と約束。YUNAHは「初の日本ショーケース、最高です! 最後のステージも楽しんでくださいね!」と呼びかけ、そのまま「時よ止まれ」のパフォーマンスでフィナーレを迎えた。
なおショーケースには、日本デビューを祝うサプライズケーキも運び込まれたほか、日本デビューシングルのジャケットでILLITとコラボした人気キャラクター・ケアベアが登場。メンバーはケアベアを追いかけたり抱きしめたりと、仲睦まじく交流した。
関連人物
二重丸-Nijumaru @WoXihuanTzuyu
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