「SHINGO KATORI 1st LIVE TOUR Circus Funk 2025」は、香取にとって初となるソロライブツアー。5月から7月にかけ、東京、福岡、兵庫、北海道、愛知の全国5会場で計10公演が行われる。
客席を埋め尽くしたファンが照らす緑色のペンライトの光に導かれるように、スモークの中からゆっくりとその姿を現した香取。ライブ冒頭、ほぼアカペラの生々しくスリリングなボーカルで一気に聴衆を惹き付けた彼は、その手の合図でメインステージを覆う真っ赤な幕を引く。幕の奥で待ち構えていたのは、SNGバンドとSNGダンサーズの面々。花道を駆け抜け彼らと合流した香取は、「SURVIVE(feat. LEO from ALI)」でオーディエンスを絢爛なライブショーへと誘った。
5月にCDリリースされた3rdアルバム「Circus Funk」を引っ提げて行われるツアーとあって、香取は「Circus Funk」収録曲を中心にパフォーマンスを展開。ライブ空間を想像して作り上げたというアルバムの世界観を、色鮮やかな歌声とサウンド、こだわり抜かれた演出の数々によって立体的に浮かび上がらせていった。マイクスタンドを手にステージを端から端まで練り歩いたり、自身が生み出したキャラクター・くろうさぎと一緒にステップを踏んで豊かなバリトンボイスを響かせたり、また時にはSNGダンサーズとの群舞でシャープなダンスを踊りながら、パワフルな歌声を聴かせたり、多彩な表情を惜しみなく畳みかける香取のショーマンシップは、曲数を重ねるごとに会場の一体感、高揚感を高めていく。
序盤のMCで、香取は「うれしいね、すごいよ! アリーナツアーだよ、信じられる?」と、喜びをあらわに。エンジン全開の彼の“ペース配分”を気にかけるような会場のムードに「大丈夫だから。PBI(Perfect Business Idol)だから!」と応じて客席全体からの「PBI!」コールを巻き起こすという楽しいやりとりもあり、ファンからの熱いコールを受け取った香取は「アイシテマース!」と叫んで思いを返した。客席を埋め尽くすのは、老若男女、世代を超えて香取に魅了されて集った人々。ステージを隅から隅まで歩き、その姿を目に焼き付けながら、香取は「1人でも応援してくれる人がいるなら、僕はステージに立ち続けたいんです。こうして世代を超えて応援してもらって、僕はずっと(ステージに)立ち続けたいので……いつまでもみんなの“慎吾ちゃん”でいていいですかー!」と思いを叫んだ。
「Circus Funk」リリース時のインタビューで「始まりから終わりまでとにかくみんなでワーワー騒ぎたいなと。『楽しかった! もう終わり!?』みたいな、笑顔しかないものを作ろうとした」と語っていた香取。その言葉が具現化したような熱狂のひとときに、彼はラストナンバーで「めっちゃ楽しい。最高に幸せです!」と笑顔を弾けさせていた。ツアーは7月20日の愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)公演まで、このあと8公演が行われる。
SHINGO KATORI 1st LIVE TOUR Circus Funk 2025 ※終了分は割愛
2025年6月28日(土)福岡県 福岡国際センター
2025年6月29日(日)福岡県 福岡国際センター
2025年7月5日(土)兵庫県 ワールド記念ホール
2025年7月6日(日)兵庫県 ワールド記念ホール
2025年7月12日(土)北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
2025年7月13日(日)北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
2025年7月19日(土)愛知県 Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
2025年7月20日(日)愛知県 Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
odila @odila_odila2023
@natalie_mu 香取慎吾さんの初のソロツアーが開幕したんですね!絢爛なショーで魅了し、ライブに懸ける思いを語った姿が印象的。彼のファンへの感謝と愛情が伝わってきます。これからのツアーがますます楽しみですね!