⼩泉遥⾹(
10年前の2015年4月に結成され、神奈川・横浜の馬車道にあるJ:COMのスタジオでお披露目されたとき宣。オリジナルメンバーである小泉はグループが結成10周年を迎えるとともに自身もアイドル活動10周年を迎えた。写真集「はるのとなり。」にはとき宣の始まりの地である横浜でのデートなど、「アイドルおはるの素顔」をテーマに“彼⼥感”あふれるシチュエーションのカットを多数掲載。アイドルデビュー時から変わらないあどけなさから、⼤⼈になった今だからこそ見せられる⾊気ある表情まで、“おはる”のさまざまな⼀⾯が1冊に詰め込まれている。
普段見せない大人っぽさを意識
写真集の発売を目前に控えた小泉は「記念すべき年に写真集を発売できること、そしてファンの方が私以上に喜んでくれたことがすごくうれしかったです。普段は周りにメンバーがいるので、どのページを開いても自分だけが写っているのが新鮮です」と喜びをあらわに。本作のコンセプトについて「ひと言で言うと、“彼女感”を大切にしました。『はるのとなり。』というタイトルなので、読んでくれる人が私の隣にいるような感覚になれるよう、添い寝っぽいカットや横浜で一緒に食べ歩きしているようデートっぽいカットを撮ったりして。距離感を近めに撮影するのを意識しました。ファンの方にもフランクに話しちゃうのが自分のよさというか、個性だと思っているんです」とアピールした。
チュールや水着の衣装も含め、多彩な格好で撮影に臨んだ小泉は「スタッフの方の意見もありつつ、フィッティングでは自分が好きな衣装を選んだりもしました。水着の衣装が2つあるんですけど、当初は2種類も着ると想定していなくて。フィッティングのときに『かわいすぎて2つとも着たい!』と思って決めました」と語り、「24歳ですし、背中が空いてるワンピースとかでも大人びた感じを見せられたらいいなって。表情もアイドルとしての姿ではあまり見せないような大人っぽさを意識しました」とこだわりを解説。撮影に向けて体作りをしたかどうか尋ねると、「あまり食べすぎないように意識はしていました。肌を見せているカットが多いですし、特に背中はきれいにするように気を付けました(笑)」と少し照れた様子で答えてくれた。
今が一番ビジュいい状態
完成した写真集に対する手応えを聞くと、小泉は「自分で言っちゃうんですけど、めっちゃかわいいなと思いました(笑)」と満足そうな笑顔を浮かべる。そして「私、以前は本当に子供で、垢抜けてなかったというか、幼くて芋っぽかったんですよね。10代の頃だったらこんなにいい仕上がりになっていなかったと思うので、この歳になって写真集を出せてよかったなとすごく感じます。10年間アイドルとしていろんな人に見られてきたからこそ、今が一番ビジュいい状態で、最上級の私をお見せできたのかなと思います」と自信たっぷりに言い切った。
さらに小泉は「自身の外見と内面のチャームポイントは?」という質問に、「私、今の自分の顔が本当に好きなんですよ(笑)。特に目元については昔からファンの方にたれ目が特徴的と言われていたので、たれ目をよりかわいく見せるように意識していますし、チャームポイントだと思います」と回答。「内面はなんだろう……やっぱりフランクに話せるところですかね。親友に言われてうれしかったひと言があって。私はメンバーや関係者の方に恵まれていて、愛のある方が周りに集まってきてくれていると思っているんですけど、『それってはるちゃんの人柄だよ』と言われたんですよ。あと、夢に対しての熱量はほかの人に負けないと思っています。10年夢に向かってまっすぐに突き進んできた情熱的なところもチャームポイントなのかなって」と自分自身の魅力を分析した。
歌をとことん評価してもらえるように
続いて小泉にぶつけたのは「アイドルに一番大事なものは?」という質問。彼女は「これはもうメンタルです。何があっても負けない精神が必要だと思うし、私はもともとメンタルが強いほうなんですけど、それでも辞めたいと思った瞬間はあって。ファンの皆さんの応援がないと続けてこれなかったというのはもちろんとして、自分自身に負けない精神が一番必要だなと感じます。挫折しそうになっても『ここで辞めていいの?』って、自分自身を奮い立たせられるんですよ」と頼もしい表情を見せる。また「グループの中での自身の強みや役割」という話題でも、小泉は「『見た目はキュルキュルなのに、歌声がすごい男前でイケメン』と言っていただくことが去年くらいから増えて、それが自分の強みかなと思っています。そこをとことん評価してもらえるようにがんばろうという感覚ですね」と高いプロ意識をのぞかせ、「あとほかのメンバーは私生活もアイドルっぽかったりすると思うんですけど、私の私生活はおじさんっぽいので(笑)、そのギャップも自分の個性なんじゃないかなって」と笑いながら言葉を続けた。
最後に小泉に語ってもらったのは、アイドル活動10年間の中での変化。彼女は「根本的なところは変わっていないんですけど、大人になったなと実感していて……20歳超えてからなのかな。落ち着きが出てきたというか、ライブパフォーマンスでも余裕が出てきて、表現力をもっと高めたいという意思が出てきました。10代の頃は表現力なんて気にしてなかったから、そういうところで変化が生まれてきたのかなと思います」と自身の成長に対する実感を口にした。
キムテツ @D32aEcli
垢抜けてなくて芋っぽい所もまたいいんだよ🫶🏻 https://t.co/UWPKnjnNYi