YOASOBIは2024年10月26、27日に大阪・京セラドーム大阪、11月9、10日に東京・東京ドームで5周年記念のワンマンライブを開催。現在劇場公開中の「劇場版 YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実”」は、このうち最終日に行われた東京ドーム公演の映像を映画化したもので、本編には全披露曲のライブ映像に加えてドキュメンタリー映像も追加された。
応援上映を観終えたファンの熱烈な歓迎を受けて姿を見せた2人。舞台挨拶という普段のライブとは異なるシチュエーションに、Ayaseは「なんだか、 発表会の前みたいな謎の緊張感がありますね」と口にして客席の笑いを誘う。自己紹介ののち、自分たちのライブが映画化されたことへの思いを問われると、Ayaseは「本当に力を入れて作ったライブだったので、改めて映像作品として届くっていうのがうれしいですね」と、ikuraは「映像もめちゃくちゃこだわって作ったので、大スクリーンで観てもらえるのがうれしいです」とコメントした。
ライブのコンセプトについて「5周年の記念となるライブだったので、まずはしっかりとYOASOBIを振り返れるもの、さらには『超現実』というタイトル通り、誰も観たことのないような刺激的な体験を突き詰めようと作っていきました」とAyaseは語った。そしてライブの中で象徴的に登場したモンスターのモチーフについて「5年間という活動期間の中での“変化”や“異変”みたいなものを表したかった。オープニングに登場するモンスターはグロテスクな感じなんですが、それは変化の怖い部分を象徴しているんです。その変化を刺激的で面白い体験に変えてきた5年間だったので、それを視覚的にどう表すかということでした」と込めた思いを明かす。これについてはikuraも「今までの人生になかったような経験を一気にしていく5年間でした。最初は(ステージに立つ自分が)もう1人の自分みたいな感覚だったのが、どんどん“一心同体”になっていくような体験はまさに超現実だと思うし、ドームのときにもそれは感じていました」と続いた。
また、ライブの見どころの1つだった気球に乗る演出についての裏話が披露される場面も。Ayaseが「気球に乗りたいというのは僕らのリクエストだったんですけど、リハーサルで乗ってみたときに自分が5m上がっただけで無理になってしまって(笑)。『本当に無理です』と下ろしてもらったんですけど、そのときにikura氏は20mくらいまで上がってました」と告白すると、ikuraは笑いながら「Ayaseさん顔が青ざめてました」と反応。「Ayaseさんが先に乗っていたので、2人とも乗れないなんてことはダメだと思ってがんばりました」と当時を振り返る。Ayaseは照れ笑いしながら「2人とも20mまで上がる予定だったけど、僕が低いところをカバーするということにしましょうとなったんです」と演出変更に至った経緯を説明し、2人は「結果低い階層の近くに行くこともできてよかった」とポジティブに話をまとめていた。
司会者から「(挨拶に)出る直前までずっとしゃべってましたよね」と驚かれるほど仲のいい様子で舞台挨拶を楽しむAyaseとikura。「休日の息抜きは?」という話題になった際もikuraは「(Ayaseと)集まってお酒を飲んだりもするし」と言って司会者を驚かせる。そんな2人の現在のホットトピックは発売されたばかりのゲーム「モンスターハンターワイルズ」だそうで、Ayaseは「27日までジャカルタでライブだったんですけど、帰国して即やって、ストーリーは全クリしてから(舞台挨拶に)来ました」とひと言。ikuraが「今、魂はゲームの世界にあるんだよね」と付け加えると「はい。今は現実世界が息抜きになってます(笑)」と応じた。
挨拶の最後には「5周年を迎えて気付いたお互いの意外な一面」をテーマにしたフリップトークのコーナーが用意されており、これにikuraは「めっちゃ元気!」と回答。「まず私たち、体がすごい元気で。ライブ後や丸1日稼働したあとに2、3時間の移動があっても、車の中でずっとしゃべっているんです。この元気さは大事かなって」と理由を語る。これを聞いたAyaseは「皆さん、僕たちが元気だとあまり思ってないかも。意外な事実かもしれないね」とリアクションし、ikuraは改めて「マシンガントークです。ラジオ番組かなっていうくらい」と語った。
一方で、Ayaseがフリップに書き込んだのは「性格が良い」という回答。「"意外と”性格がいいってどうなの……?」とikuraが訝しがる中、Ayaseは「説明させてください。まず5年間も一緒にいると、性格の意外性ってすでに消化しちゃってて、今のタイミングで出てこないんですよ」と話を切り出す。「だからみんなにとって意外だと思うようなことを書こうかなと思って、周りのスタッフに聞いたら『ikuraちゃんは裏でも性格がよかった』と。そうか、意外と性格よく見られていないんだなと思って……」と続けた彼は「本当に裏表がないヤツなんです。彼女が18歳の頃から一緒にいますけど、そのときから天真爛漫な少女だし、いつも楽しそうにニコニコしてる。そういうヤツってなかなかいないと思ったから、こう書きました」と説明した。するとそれを聞いていたikuraは「Ayaseさんも変わらない、このままの人」と応じ「性格がいいユニットなのかもしれないですね!」とおどけてみせる。この言葉に客席は大盛り上がりで、その様子を見て照れたikuraは「いや、今の見出しにしないでくださいね!」とクルクル回りながら懇願。この様子を見たAyaseは「これ! 裏でもこうやってクルクル回ったりしてますから!」と、彼女の天真爛漫さの裏付けをアピールしていた。
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