「タテ読みマンガアワード」とは、マンガ / アニメのニュースサイト・コミックナタリーが、今読んでおきたい縦スクロールのマンガをユーザー投票で決定するマンガ賞。国内で制作された連載中作品が対象の「国内作品部門」、海外で制作された連載中作品が対象の「海外作品部門」、完結済みの国内作品・海外作品が対象の「完結済み部門」の3部門で構成されており、昨年12月に投票数の多いユーザー推薦作品の中から各部門のノミネート作品が決定した。なおゲスト審査員の2人は、ノミネート作品からそれぞれ特別賞を選定した。
このたび発表された各受賞作品は次の通り。
「国内作品部門」1位
「無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!」
作者:つるこ。 / SORAJIMA
「海外作品部門」1位
「夫を味方にする方法」
作者:SIRU / Spice&Kitty
「完結済み部門」1位
「氷の城壁」
作者:
ゲスト審査員特別賞・伊織もえ
「よくある令嬢転生だと思ったのに」
作者:lemonfrog / DOYOSAY / A-Jin
ゲスト審査員特別賞・SHUNTO(BE:FIRST)
「神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~」(「国内作品部門」より)
作者:江藤俊司 / 疾狼 / 3rd Ie / Studio No9
受賞式ではまず、コミックナタリー編集長である坂本恵が挨拶とともに、「タテ読みマンガアワード」開催に至った経緯について、「タテ読みマンガ」の市場拡大と、「多くの作品があり何から読めばいいかわからない」というナタリー読者のためにガイド的な役割を果たしたいという思いを説明した。なお2024年12月2日から23日までに行われた本投票では28万910票が集まったことを明かし、多くの参加者へ向けて感謝の気持ちを述べた。
続いて各部門の受賞作品が発表され、坂本から作者または関係者にトロフィーの授与が行われた。「国内作品部門」1位を獲得した「無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!」の作者であるつるこ。は、受賞の感想について「すごい! 信じられない!」「どこにも居場所がなかった主人公・エルシャがたくさんのファンの方に溺愛され応援していただいたおかげでこんなに素晴らしい賞をいただけたと思うと感無量です」と語った。
「海外作品部門」1位に輝いた「夫を味方にする方法」は作者に代わって「ピッコマ」のPR担当者・高ウンビ氏が登壇し、SIRUからの「これまで作品を制作してきた時間がすべて報われた気持ちでいっぱいです。また読者の皆様に楽しんでいただけたことに喜びを感じるとともに安堵しています」というメッセージを代読した。
「完結済み部門」1位となった「氷の城壁」では、パンダの被り物を着けた阿賀沢が登壇し、「連載が終了してけっこう経つんですけど、読者の皆さんに長く応援してもらえて大変幸せです」と述べた。「氷の城壁」を愛読しているというSHUNTOは「誰しも人生に共通する部分が絶対にある(主要キャラクター)4人だと思うので、その共感性が1位につながったのかなと」とコメント。これに進行役の吉田尚記アナウンサーから「SHUNTOさんはちょっと陽太くん味がありますね。優しいイケメンという意味で」と言われ、「ありがとうございます。うれしいです(笑)」と照れ笑いを浮かべる場面もあった。
ゲスト審査員特別賞の発表シーンでは伊織から「よくある令嬢転生だと思ったのに」LINEマンガ広報担当者の廣田佳穂氏へトロフィーが授与された。令嬢転生モノが大好きで幅広く読んでいるという伊織は、厳選したというこの作品の魅力を「予測不能な展開」とアピール。「物語の強制力だったり、主人公の思い通りにいかないストーリーが私たち読者をすごくやきもきさせるんです。悪役令嬢モノをたくさん読んできた人のこともわくわくドキドキさせてくれるんじゃないかな」と熱弁した。
一方、「神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~」を選んだSHUNTOはこの作品を魅力を「説明文」だと語り、「戦闘シーンの説明文が絵以上に想像を掻き立てられるというか。このマンガが好きになった大きなポイントの1つです」とコメント。作者の江藤俊司は「SHUNTOさんから賞をいただけて大変光栄です。受賞が決まったとき社内のBE:FIRSTファンから悲鳴が上がりました(笑)。ありがとうございます」と喜んだ。
ゲスト審査員によるトークセッションのコーナーでは、今回の賞をきっかけに普段あまり読まない令嬢転生モノを読んでみたと明かしたSHUNTO。令嬢転生モノ好きな伊織に「どう思われました!?」と勢いよく尋ねられ、「主人公の笑顔が自分に向けられている気がしてくる。だんだん自分がその世界の住人ような気分になる、没入感が強いんだろうなと思いました」と感想を述べた。またオーディション出身のグループに所属し、自身も厳しい審査を勝ち進んできたSHUNTOは、今回審査員の立場を経験し、「(たくさんのノミネート作品から)1つに絞れないよー」と苦戦していたことを振り返り、「(BE:FIRSTのオーディション審査をした)社長(SKY-HI)の気持ちがわかったような気がしました」と述べた。
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