ME:IとYOU:MEだけの空間が一番!「日プ女子」課題曲も、冬のファンコンで次から次へとプレゼント

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ME:Iのファンコンサート「2024 ME:ICONIC Sweet Holiday」が12月11、12日に千葉・幕張メッセ国際展示場9、10ホールにて行われた。

ME:I (c)LAPONE GIRLS

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クリスマスが目前に迫る中行われた本公演。ME:Iはこの“ホリデーパーティ”のために用意したさまざまなプレゼントで、YOU:ME(ME:Iファンの呼称)をもてなした。本稿ではDAY2にあたる12日の公演をレポートする。

まさかの「小悪魔」「AtoZ」

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「小悪魔(Baddie)」のパフォーマンスの様子。(c)LAPONE GIRLS

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「AtoZ」のパフォーマンスの様子。(c)LAPONE GIRLS

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ホリデーシーズンならではのワクワク感と祝祭感に満ちたオープニング映像を経て、眩しい照明に照らされながらME:Iがファンの前に登場した。メンバーは2人1組で次々にかわいらしいポーズを繰り出し、開始早々からファンをときめかせる。全メンバーがアップでカメラに抜かれたのち、彼女たちは“ホリデーバージョン”の「Click」を披露して、会場を包む祝祭感をいっそう高めた。なお公演では、「&ME」が「Click」と同じホリデーバージョン、「Sugar Bomb」が“シティポップバージョン”でパフォーマンスされ、既存楽曲の新たな魅力が引き出された。

ME:Iの原点であるサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」の課題曲「小悪魔(Baddie)」と「AtoZ」のユニットステージは、YOU:MEのために用意された大きなプレゼントの1つだった。MIU、MOMONA、RAN、KEIKO、KOKONAは真っ白なパンツスーツに身を包み、「小悪魔(Baddie)」をクールに披露。一方、COCORO、SHIZUKU、AYANE、RINON、SUZUはカレッジジャケットを羽織った可愛らしくもカジュアルな装いで「AtoZ」をラブリーに歌い踊りファンの視線を釘付けにした。

なお、「小悪魔(Baddie)」のKEIKO、「AtoZ」のSHIZUKU、RINONはオーディションでこの曲を披露したことでも知られている。彼女たちが自身のパートを披露するたびに、悲鳴のような歓声が会場に鳴り響いた。パフォーマンス後のMCでは、KEIKOは「小悪魔(Baddie)」を再び披露できる日が来るとは思っていなかったと語り、「まさか『Baddie』をやるとは……やらないものかと思ってたから、セットリスト見てびっくりした」と無邪気に笑っていた。

このほか、MC中の撮影タイムや、プレゼントボックスを模したトロッコ「ミャイカー」に乗っての広瀬香美「ロマンスの神様」のカバー歌唱など、さまざまなプレゼントが届けられる中、ライブはあっという間に終盤へと突入。本編最後に披露された最新曲「Sweetie」はパフォーマンス中の撮影が可能であったが、YOU:MEはカメラを掲げながらも大きな歓声や掛け声を送り、数々のプレゼントを用意したME:Iに負けじと熱烈な愛を贈り返した。

「これは当たり前じゃないから…」

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「Sweetie」が終了してメンバーが壇上から姿を消したあとも、YOU:MEはメンバーへの思いを届けようと「Our Diary」を声をそろえて合唱。すると、どこからともなく「YOU:MEの声、届いてるよー!!」というメンバーの声が会場内に響き渡った。不意のサプライズにファンが驚いていると、メンバーが次々とセンターステージに再登場し、アンコールステージの始まりを知らせた。ME:IはそのままYOU:MEとともに「Our Diary」を歌い切り、間髪をいれずに「Tomorrow」へ。冬の寒さを吹き飛ばすような温かな歌声で、会場を幸せな空気で包み込んだ。

最後の1曲を残す中、メンバーは今回のファンコンサートの感想を1人ひとり述べていく。RINONは「お仕事だったり勉強だったり、子育てだったり……みんなはたくさんのことをいつもがんばっていると思います。お疲れ様です!」と友達のようにファンを労う。平日の2日間開催だったこともあり、平日にもかかわらず会場を埋め尽くしてくれたファンへの感謝を語るメンバーも多数。SHIZUKUは「私は学生のとき、ライブに行きたくても『学校や習い事があってダメ』と言われて行けないことがあったので、皆さんがこうして私たちとの思い出のために大切な時間を費やしてくれることが当たり前ではないと感じています。本当に幸せなことだなと思いました」としみじみに語り、「生きていく中で大変なことはあると思いますが、今日のこの瞬間を思い出して明日もがんばろうって思ってもらえるとうれしいです」と微笑んだ。

YOU:MEとME:Iだけの空間が一番最高

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「22歳にしてやっとデビューできたんですけど……」と切り出したのはMIU。MIUは「私は中高生のとき、色んな人のライブにオタクとして参加していました。トロッコに乗っている推しを遠くから見る側だったんですよ。トロッコに乗っている0.1秒くらいの遠い姿がずっと記憶に残っていて。過ぎ去っていくトロッコも、皆さんにとっても私たちにとっても特別な瞬間なんだと再確認しました。こうして私たちが皆さんの人生で“すごくいい記憶”になれて心からうれしいです」と、彼女らしい言葉でライブの感想を述べた。

「レコード大賞」でのパフォーマンスや「NHK紅白歌合戦」への出場を控えるなど、2024年を象徴する新人アーティストとして多忙な年末を迎えるME:I。これについて、リーダーのMOMONAは感謝の気持ちを述べつつ、「けど、やっぱりどこまでいっても、いろんな目標を達成していっても、私はこのYOU:MEとME:Iだけの空間が一番最高だと思っています。来年もこの空間をたくさん作っていけるようにがんばります。今日も最高でした!」とはつらつと挨拶し客席を愛おしげに見渡した。

セットリスト

「2024 ME:ICONIC Sweet Holiday」2024年12月12日 幕張メッセ国際展示場9、10ホール

01. Click(Holiday Ver.)
02. Hi-Five
03. Cookie Party
04. 小悪魔(Baddie)
05. AtoZ
06. ロマンスの神様(原曲:広瀬香美)
07. Sugar Bomb(City pop Ver.)
08. Sweetie
09. Tomorrow
10. &ME(Holiday Ver.)

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NEMO @mtokj307

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