堂本剛が27年ぶり主演映画「まる」の主題歌も担当、「街」を再レコーディング

10月18日に公開される堂本剛主演映画「まる」の主題歌が、堂本の楽曲「街（movie ver.）」に決定した。

「まる」は堂本が演じる現代美術家のアシスタント・沢田が蟻に導かれるように描いた何気ない“○（まる）”を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語。荻上直子が監督を務め、脚本を手がける。堂本が映画の主演を務めるのは1997年に公開された「金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」以来約27年ぶり。また「まる」で堂本は「.ENDRECHERI.／堂本剛」という名義で映画音楽も担当する。

本作の主題歌「街（movie ver.）」は堂本が2002年に発表したソロデビュー曲「街」を映画のために再レコーディングしたもの。映画のプロデューサーを務める山田雅子は荻上監督に主題歌を「街」にしてはどうかと相談を持ちかけた。すると荻上監督から「実は脚本を書きながら聞いていたのが『街』でした」という返事がきたという。堂本自身は主題歌について「『街』という楽曲を沢田が歌っていると錯覚するような着地の仕方をした気がするので、歌えて幸せだったなと思っています」と語っている。

YouTubeでは「まる」の主題歌発表映像が公開された。この動画は、レコーディングシーンや劇伴制作の様子、撮影のメイキングシーンで構成される。なお「街（movie ver.）」のフルサイズが聴けるのは「まる」の本編のみとなっている。

映画「まる」主題歌発表映像