玉城千春“天使”とフリーライブ&小田、Cocco参加アルバム

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本日10月19日にソロデビューシングル「神様」をリリースしたKiroroのボーカル玉城千春が、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場にて今作の発売記念ライブを行った。

「神様」にちなんで天使のようなコスチュームで登場した小林星蘭(写真左)と玉城千春。

「神様」にちなんで天使のようなコスチュームで登場した小林星蘭(写真左)と玉城千春。

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玉城千春ソロデビューシングル「神様」発売記念ライブの模様。

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玉城は登場後、まず司会者と挨拶がてらトークを展開。ソロとしてデビューすることになったきっかけを訊かれると「歌いたいという思いがあふれ出てきたので」と答え、無事リリース日を迎えたことについては「今日の日に来るために、ゆっくりですが一歩ずつ歩いてきました。やっと、やっとっていう感じです」と喜びを噛み締めるようにコメントした。

そしてフリーライブがスタート。玉城は「今日来てくださってる方はきっとKiroroを知ってる方だと思うので、まずKiroroの曲を歌いたいと思います」と前置きし、Kiroroのナンバー「長い間」「Best Friend」を続けて披露した。このライブは、玉城のマイク1本と松本健太(松千)のアコースティックギター1本で進行。多くの人の耳に馴染んでいるであろうピアノのフレーズに代わって、今日はアコギの音色が響いた。

続いては、ソロ活動にあたって新しい自分を表現し、いろいろなことに挑戦するためカバーしたという美空ひばりの名曲「真赤な太陽」を熱唱。ライブが進むにつれ、噴水広場の周りには歌声に誘われて続々と人が集まり、その数は約1000人にのぼった。

そして玉城は、MCでソロ活動を始めた真意や今の心境を告白。「2年前、3人目を産み終わってテレビを観たときに、絢香さんとかがすごい気持ちよさそうに歌っていて、自分もそこにいくためにはどうしたらいいだろうと思いました。そのとき、自分の3人の子供たちが歩けるようになったり、逆立ちできるようになったり、喋れるようになるのを見て、本当に日々の1つひとつを積み重ねでいいんだなと思ったので、私もボーカルレッスンに通い始めました」と、少し沖縄訛りの効いた語り口で打ち明ける。歌への情熱が再燃した玉城はその後、福岡の音楽塾ヴォイスでレッスンを重ね、絢香やYUIを育てた西尾芳彦のプロデュースで新曲制作を行っていた。

イベント最後の曲は、そんな経緯ででき上がった「神様」。この日はビデオクリップに出演した人気子役・小林星蘭も登場して、2人でダンスを揃えながらパフォーマンスした。

なお、玉城千春は1stソロアルバム「Brand New Days」を11月23日にリリースすることが決定。今作には前述の西尾プロデューサーに加え、小田和正スキマスイッチCocco、石塚知生、宮本笑里、いしわたり淳治といった豪華アーティストがさまざまな形で参加している。

玉城千春「Brand New Days」収録曲

01. 神様(西尾芳彦プロデュース)
02. Harmony+(小田和正コーラスアレンジ、コーラス参加)
03. ゼロセンチ(スキマスイッチプロデュース)
04. 光と影(西尾芳彦プロデュース)
05. 雫(AARON提供曲のセルフカバー)
06. Honey(Cocco作詞)
07. Everything(西尾芳彦プロデュース)
08. Two Hats(石塚知生プロデュース)
09. 朝日(featuring 宮本笑里)
10. それだけ(いしわたり淳治作詞)

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